「認知症」の版間の差分

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{| cellspacing="1" cellpadding="1" border="1" style="width: 949px; height: 494px;"
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| G1.以下の各項目を示す証拠が存在する。
| G1.以下の各項目を示す証拠が存在する。
1) 記憶力の低下
1) 記憶力の低下<br>
  新規情報についての記憶力が低下し、重症例では過去に学習した情報の想起も障害される。可能であれば客観的に確認する。<br>
  新規情報についての記憶力が低下し、重症例では過去に学習した情報の想起も障害される。可能であれば客観的に確認する。<br>
2) 記憶以外の認知機能の低下
2) 記憶以外の認知機能の低下<br>
  計画・整理といった判断や思考に関する能力、および情報処理全般の悪化があり、従来の能力水準からの悪化を可能であれば客観的に確認する。
  計画・整理といった判断や思考に関する能力、および情報処理全般の悪化があり、従来の能力水準からの悪化を可能であれば客観的に確認する。
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| G2.周囲の環境に対する認識がG1の症状を明確に証明するのに十分な期間、保たれている(すなわち意識混濁は存在しない)。せん妄のエピソードが重なっている場合は認知症の診断は保留する。
| G2.周囲の環境に対する認識がG1の症状を明確に証明するのに十分な期間、保たれている(すなわち意識混濁は存在しない)。せん妄のエピソードが重なっている場合は認知症の診断は保留する。
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| G3.情動コントロールや意欲の低下、社会行動の変化など以下の1項目以上を認める。
| G3.情動コントロールや意欲の低下、社会行動の変化など以下の1項目以上を認める。<br>
1) 情動不安定
1) 情動不安定<br>
2) 易怒性
2) 易怒性<br>
3) 無気力
3) 無気力<br>
4) 社会行動の粗雑化
4) 社会行動の粗雑化<br>
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| G4.診断確定にはG1症状が6ヶ月以上存在していることが必要。それより短い期間の場合は暫定診断とする。
| G4.診断確定にはG1症状が6ヶ月以上存在していることが必要。それより短い期間の場合は暫定診断とする。
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