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刺激等価性

1 バイト追加, 2016年2月5日 (金) 12:25
構成
 刺激等価性を成立させるためには、刺激間にありうるすべての関係を訓練する必要はない。部分的な訓練の後、未訓練の刺激間に派生的、創発的に新規な関係を成立させることが可能であり、これこそが般化や転移で説明できない刺激等価性の特徴といえる。
 刺激等価性をテストするためには、前提となる刺激間関係を獲得させる必要があり、典型的には[[条件性弁別]]conditional discrimination手続きが用いられる。条件性弁別とは、例えば3つの刺激A、B、Cを使った場合、見本刺激(A)に対して提示された比較刺激の中から特定の刺激(B)を選択させる手続きを指し、これを通して「AならばB」の関係が構築される。これに加えて、Bを見本刺激として比較刺激Cを選択させ、もうひとつの条件性弁別「BならばC」を訓練する。それぞれを見本刺激・比較刺激として6種類の条件性弁別が可能であるが、ここではその中の2つが訓練されたことになる。残りの4つの関係は、刺激等価性の成立を示す決定的なテストとして、訓練せずに残しておく。
 シドマンは、この4つの刺激間関係が包含する性質を数学的概念から引用して反射性(reflexivity)、対称性(symmetry)、推移性(transitivity)、等価性(equivalence)と呼び、訓練から派生した刺激間関係を最も節約的に評価するための構成要素とすることを提案した。これらの性質が成立したかどうかは、非[[分化]]強化場面で学習の要素を排除しながらテストする。

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