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ChE阻害剤など中核症状を改善する薬剤により周辺症状も軽減されることが多く、認知症疾患治療ガイドライン2010コンパクト版2012でも焦燥性興奮、攻撃性、脱抑制、体重減少、レビー小体型認知症における幻覚・妄想や[[REM睡眠期行動異常]](RBD)などに記載が見られる。また抑肝散など漢方療法も示唆される(詳細は後述)。 | |||
[[抗精神病薬]]では[[非定型抗精神病薬]] | [[抗精神病薬]]では[[非定型抗精神病薬]]が使われやすいが、米国食品衛生局(FDA)より「認知症高齢者の臨床治験において非定型抗精神病薬投与群はプラセボ投与群に比べ死亡率が増加する」という警告が出ており要注意である。2013年7月には「かかりつけ医のための周辺症状に対する[[向精神薬]]使用ガイドライン」が厚生労働省により公表されている('''表8''')。<br> | ||
{| cellspacing="1" cellpadding="1" border="1" width="965" height="20"" | {| cellspacing="1" cellpadding="1" border="1" width="965" height="20"" | ||
|+ ''' | |+ '''表8.周辺症状に対する向精神薬治療''' | ||
! style="width:9%" | 分類 !! style="width:12%" | 作用機序など !! style="width:13%" | 薬物名 !! style="width:21%" | 想定される<br>認知症への使用 !! style="width:43%" | 特徴・注意点 !! style="width:2%" | 用量 | ! style="width:9%" | 分類 !! style="width:12%" | 作用機序など !! style="width:13%" | 薬物名 !! style="width:21%" | 想定される<br>認知症への使用 !! style="width:43%" | 特徴・注意点 !! style="width:2%" | 用量 | ||
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