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Niimiryosuke (トーク | 投稿記録) 細編集の要約なし |
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213行目: | 213行目: | ||
はこの関係が | はこの関係が | ||
<math>RT = K \log \left( n+1 \right)</math> | <math>RT = K \log \left( n+1 \right) \, </math> | ||
と表せることを発見した。これをHickの法則という。底に2をとれば | と表せることを発見した。これをHickの法則という。底に2をとれば | ||
221行目: | 221行目: | ||
、<math>K</math> は単純反応時間に相当する。なお、 | 、<math>K</math> は単純反応時間に相当する。なお、 | ||
<math>RT = a + b \log | <math>RT = a + b \log n \, </math> | ||
という式も同様によく用いられる | |||
<ref name=Welford1980ch3> | |||
'''A T Welford'''<br> | |||
Choice reaction time: Basic concepts.<br> | |||
In A T Welford (ed.) Reaction times. | |||
''London: Academic Press'': 1980, pp. 73-128 | |||
</ref> | |||
。 | |||
この場合、 <math>a</math> が単純反応時間に相当し、<math>b</math> は実験条件等によって決まるパラメータである。 | この場合、 <math>a</math> が単純反応時間に相当し、<math>b</math> は実験条件等によって決まるパラメータである。 | ||
238行目: | 245行目: | ||
ことを示した。 | ことを示した。 | ||
<math>RT = a + b \log \left( \frac{1}{p} \right)</math> | <math>RT = a + b \log \left( \frac{1}{p} \right) \, </math> | ||
これをHick-Hymanの法則と言う。処理すべき情報量が多いほど反応に時間がかかるのである。 | これをHick-Hymanの法則と言う。処理すべき情報量が多いほど反応に時間がかかるのである。 | ||
471行目: | 478行目: | ||
一方、選択反応時間は学習効果により短くなることも報告されている。 | 一方、選択反応時間は学習効果により短くなることも報告されている。 | ||
特に選択肢数が多いと効果が大きいようだが、2肢でも効果は見られる。 | 特に選択肢数が多いと効果が大きいようだが、2肢でも効果は見られる。 | ||
<ref name=Welford1980ch3 | <ref name=Welford1980ch3 /> | ||
<ref name=SteinbachEtal1991><pubmed>1852216</pubmed></ref> | <ref name=SteinbachEtal1991><pubmed>1852216</pubmed></ref> | ||
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