16,040
回編集
細編集の要約なし |
細編集の要約なし |
||
2行目: | 2行目: | ||
<font size="+1">[http://researchmap.jp/read0007804 岡良隆]</font><br> | <font size="+1">[http://researchmap.jp/read0007804 岡良隆]</font><br> | ||
''東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻''<br> | ''東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻''<br> | ||
DOI:<selfdoi /> | DOI:<selfdoi /> 原稿受付日:2016年6月9日 原稿完成日:2017年1月9日<br> | ||
担当編集委員:[http://researchmap.jp/haruokasai 河西 春郎](東京大学 大学院医学系研究科)<br> | 担当編集委員:[http://researchmap.jp/haruokasai 河西 春郎](東京大学 大学院医学系研究科)<br> | ||
</div> | </div> | ||
13行目: | 13行目: | ||
==ファミリーと構造== | ==ファミリーと構造== | ||
[[image:性腺刺激ホルモン1.png|thumb|350px|'''図1.視床下部GnRHニューロンと脳下垂体ゴナドトロフ''']] | [[image:性腺刺激ホルモン1.png|thumb|350px|'''図1.視床下部GnRHニューロンと脳下垂体ゴナドトロフ'''<br>原図提供:苅郷友美(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻 現カリフォルニア工科大学)]] | ||
性腺刺激ホルモンは、一般に[[黄体形成ホルモン]](luteinizing hormone: LH)と[[濾胞刺激ホルモン]](または[[卵胞刺激ホルモン]]、[[follicle stimulating hormone]]: [[FSH]])の2種類よりなることが知られている。両者共に、αサブユニットとβサブユニットの2つのサブユニットが[[wj:非共有結合|非共有結合]]によりヘテロ2量体を形成することにより作られており、糖を20%前後含む[[wj:糖タンパク質|糖タンパク質]]である。 | 性腺刺激ホルモンは、一般に[[黄体形成ホルモン]](luteinizing hormone: LH)と[[濾胞刺激ホルモン]](または[[卵胞刺激ホルモン]]、[[follicle stimulating hormone]]: [[FSH]])の2種類よりなることが知られている。両者共に、αサブユニットとβサブユニットの2つのサブユニットが[[wj:非共有結合|非共有結合]]によりヘテロ2量体を形成することにより作られており、糖を20%前後含む[[wj:糖タンパク質|糖タンパク質]]である。 |