16,039
回編集
細編集の要約なし |
細 (→イオンチャネル型受容体) |
||
113行目: | 113行目: | ||
===イオンチャネル型受容体=== | ===イオンチャネル型受容体=== | ||
グルタミン酸神経伝達のうち、早い成分を担っているのが[[イオンチャネル型グルタミン酸受容体]]である。脊椎動物では[[wikipedia:ja:カチオン|カチオン]][[チャネル]] | グルタミン酸神経伝達のうち、早い成分を担っているのが[[イオンチャネル型グルタミン酸受容体]]である。脊椎動物では[[wikipedia:ja:カチオン|カチオン]][[チャネル]]である興奮性のグルタミン酸受容体のみである。カチオンチャネルが開くことで、細胞を脱分極させ、活動電位を引き起こす他、細胞内へCa<sup>2+</sup>を流入させ、細胞内情報伝達系の活性化も引き起こす。また、無脊椎動物では、[[塩素チャネル]]である抑制型のグルタミン酸受容体も知られている<ref><pubmed> 10049997</pubmed></ref>。 | ||
興奮性グルタミン酸受容体は次の3種に大きく分けられる。いずれも、大きな細胞外ドメインに3つの膜貫通領域(M1、M3、M4)とそれに挟まれた膜にループ状に埋め込まれるM2領域、細胞内ドメインからなる。テトラマーを形成する。 | |||
{| class="wikitable" style="float:right; border: 1px solid darkgray;" | {| class="wikitable" style="float:right; border: 1px solid darkgray;" | ||
|+表 グルタミン酸受容体の分類 | |+表 グルタミン酸受容体の分類 |