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<font size="+1">[http://researchmap.jp/read0067134 高橋 倫子]、[http://researchmap.jp/haruokasai 河西 春郎]</font><br> | <font size="+1">[http://researchmap.jp/read0067134 高橋 倫子]、[http://researchmap.jp/haruokasai 河西 春郎]</font><[[br]]> | ||
''東京大学 大学院医学系研究科''<br> | ''東京大学 大学院医学系研究科''<br> | ||
DOI:<selfdoi /> 原稿受付日:2013年1月31日 原稿完成日:2013年8月12日<br> | DOI:<selfdoi /> 原稿受付日:2013年1月31日 原稿完成日:2013年8月12日<br> | ||
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二重結合が一つの FM1-43、FM1-84、FM2-10 は黄色蛍光を呈し、二重結合が二つの FM4-64、FM5-95 は赤色蛍光を呈する。 | 二重結合が一つの FM1-43、FM1-84、FM2-10 は黄色蛍光を呈し、二重結合が二つの FM4-64、FM5-95 は赤色蛍光を呈する。 | ||
疎水性炭素鎖の長さは細胞膜の染め方に関連し、長いものほど明るく、一旦膜に組み込まれると離脱しがたい<ref><pubmed> 10202529 </pubmed></ref>。 FM1-43 の炭素鎖数は 4であり、解離時定数τ<sub>diss</sub>は 8 msを示す。より短いFM2-10(炭素鎖数 2)は、比較的離脱しやすい(τ<sub>diss</sub>=6.4 ms)。逆に、より長い FM1-84(炭素鎖数 5)は離脱に時間がかかる(τ<sub>diss</sub>=36 ms)<ref><pubmed> 19580748 </pubmed></ref>。 | 疎水性炭素鎖の長さは細胞膜の染め方に関連し、長いものほど明るく、一旦膜に組み込まれると離脱しがたい<ref><[[pubmed]]> 10202529 </pubmed></ref>。 FM1-43 の炭素鎖数は 4であり、解離時定数τ<sub>diss</sub>は 8 msを示す。より短いFM2-10(炭素鎖数 2)は、比較的離脱しやすい(τ<sub>diss</sub>=6.4 ms)。逆に、より長い FM1-84(炭素鎖数 5)は離脱に時間がかかる(τ<sub>diss</sub>=36 ms)<ref><pubmed> 19580748 </pubmed></ref>。 | ||
== 蛍光特性 == | == 蛍光特性 == |