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細 (→認知機能障害) |
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|+表2. レビー小体型認知症でみられる精神症状<ref name=Nagahama2007><pubmed>17974867</pubmed></ref><ref | |+表2. レビー小体型認知症でみられる精神症状<ref name=Nagahama2007><pubmed>17974867</pubmed></ref><ref name=Nagahama2010><pubmed>19920063</pubmed></ref> 8,9) | ||
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!幻覚!!誤認!!妄想 | !幻覚!!誤認!!妄想 | ||
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抑肝散や抑肝散加陳皮半夏が認知症の行動・心理症状を軽減する効果があると報告されており、低カリウム血症や浮腫のほかに大きな副作用を生じにくいことから、レビー小体型認知症の行動・心理症状にも使用される。 | 抑肝散や抑肝散加陳皮半夏が認知症の行動・心理症状を軽減する効果があると報告されており、低カリウム血症や浮腫のほかに大きな副作用を生じにくいことから、レビー小体型認知症の行動・心理症状にも使用される。 | ||
顕著な興奮や易怒性を緊急に治療する必要がある場合に非定型抗精神病薬(クエチアピン、オランザピン、リスペリドン、アリピプラゾールなど)を考慮する。行動・心理症状に対する抗精神病薬の使用は適応外使用であり、また死亡リスクを高めるなどの危険があることについて使用時には患者と家族に対して説明のうえ同意を得る必要がある。レビー小体型認知症では抗精神病薬に対する過敏性を示すことがあるので、使用する場合でも最小限の用量にとどめる。定型抗精神病薬(ハロペリドールなど)は基本的に使用は避けるべきである。ガイドラインでは、パーキンソニズムを悪化させにくいことから糖尿病がなければクエチアピンの使用が推奨されている<ref name=McKeith2005><pubmed>16237129</pubmed></ref><ref | 顕著な興奮や易怒性を緊急に治療する必要がある場合に非定型抗精神病薬(クエチアピン、オランザピン、リスペリドン、アリピプラゾールなど)を考慮する。行動・心理症状に対する抗精神病薬の使用は適応外使用であり、また死亡リスクを高めるなどの危険があることについて使用時には患者と家族に対して説明のうえ同意を得る必要がある。レビー小体型認知症では抗精神病薬に対する過敏性を示すことがあるので、使用する場合でも最小限の用量にとどめる。定型抗精神病薬(ハロペリドールなど)は基本的に使用は避けるべきである。ガイドラインでは、パーキンソニズムを悪化させにくいことから糖尿病がなければクエチアピンの使用が推奨されている<ref name=McKeith2005><pubmed>16237129</pubmed></ref><ref name=McKeith2017><pubmed>28592453</pubmed></ref> 2,3)。リスペリドン、ブロナンセリンなどのセトロニン・ドパミン拮抗薬は抗精神病作用は優れているが、パーキンソン症状の悪化など副作用を生じやすいので、やむを得ない場合に限りごく少量から慎重に使用する。 | ||
抑うつ症状については選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)の使用が推奨されているがレビー小体型認知症における有効性については証明されていない。不眠を伴う場合少量のミルタザピンの眠前投与が有効な場合がある。 | 抑うつ症状については選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)やセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)の使用が推奨されているがレビー小体型認知症における有効性については証明されていない。不眠を伴う場合少量のミルタザピンの眠前投与が有効な場合がある。 |