「シャルコー・マリー・トゥース病」の版間の差分

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== 診断 ==
== 診断 ==
=== 臨床所見 ===
=== 臨床所見 ===
 発症年齢は小児期(20歳未満)であることが多いが、成人以降に発症するシャルコー・マリー・トゥース病決して少なくない。筋萎縮と筋力低下は下肢遠位筋に特に認められ、逆シャンペンボトル様筋萎縮や凹足/Pes cavus、槌状趾がみられる。後に手内筋の萎縮、猿手、鷲手などもみられる様になる。感覚障害は、異常感覚と感覚鈍麻の両方がみられるが軽度の事が多い。
 発症年齢は小児期(20歳未満)であることが多いが、成人以降に発症するシャルコー・マリー・トゥース病決して少なくない。筋萎縮と筋力低下は下肢遠位筋に特に認められ、逆シャンペンボトル様筋萎縮や凹足/Pes cavus('''図''')、槌状趾がみられる。後に手内筋の萎縮、猿手、鷲手などもみられる様になる。感覚障害は、異常感覚と感覚鈍麻の両方がみられるが軽度の事が多い。
 
=== 電気生理学的分類 ===
=== 電気生理学的分類 ===
 正中神経運動神経伝導速度(正常 50 m/s 以上)が38m/sより遅いものを「脱髄型」、38m/sより速いものを「軸索型」、その前後のものを「中間型」と分類する。電気生理学的分類と遺伝形式、一部重症度により以下の様に診断分類される。
 正中神経運動神経伝導速度(正常 50 m/s 以上)が38m/sより遅いものを「脱髄型」、38m/sより速いものを「軸索型」、その前後のものを「中間型」と分類する。電気生理学的分類と遺伝形式、一部重症度により以下の様に診断分類される。