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第二次世界大戦後、多数の従軍精神科医がアメリカに戻ったのち、[[アメリカ精神医学]]の中心となった。従軍した精神科医によって主導された心理社会モデル、そしてそれを柱とした[[力動精神医学]]と[[精神分析学]]が盛んとなっていった。そのような時代背景において、1948年にはアメリカ精神医学会(APA)に病名と統計に関する専門委員会が設置され、1952年に[[DSM-I]] | 第二次世界大戦後、多数の従軍精神科医がアメリカに戻ったのち、[[アメリカ精神医学]]の中心となった。従軍した精神科医によって主導された心理社会モデル、そしてそれを柱とした[[力動精神医学]]と[[精神分析学]]が盛んとなっていった。そのような時代背景において、1948年にはアメリカ精神医学会(APA)に病名と統計に関する専門委員会が設置され、1952年に[[DSM-I]]が作成された。DSM-Ⅰは力動精神医学や[[精神分析学]]に依拠しており、Medical 203からの直接的な引用も多くみられた。また、その特徴として、マニュアル全体を通じて「反応」という用語が用いられた。つまり、生活環境が精神疾患につながるというMedical 203で明示された概念が完全に組み込まれていた。 | ||
==DSM-Ⅱ== | ==DSM-Ⅱ== |