「ミカエリス・メンテンの式」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目: 1行目:
<div align="right">   
<div align="right">   
<font size="+1">[http://researchmap.jp/read0018043 石田 敦彦]</font><br>
<font size="+1">[http://researchmap.jp/read0018043 石田 敦彦]</font><br>
''広島大学 大学院総合科学研究科''<br>
''広島大学 大学院統合生命科学研究科''<br>
DOI:<selfdoi /> 原稿受付日:2012年8月29日 原稿完成日:2012年9月10日 一部改訂:2021年8月28日<br>
DOI:<selfdoi /> 原稿受付日:2012年8月29日 原稿完成日:2012年9月10日 一部改訂:2021年8月28日<br>
担当編集委員:[http://researchmap.jp/2rikenbsi 林 康紀](京都大学大学院医学研究科)<br>
担当編集委員:[http://researchmap.jp/2rikenbsi 林 康紀](京都大学大学院医学研究科)<br>
103行目: 103行目:
<br>      <math>k_{cat} = \frac{V_{max}}{[E]_0}</math>     (15)  
<br>      <math>k_{cat} = \frac{V_{max}}{[E]_0}</math>     (15)  


<br>  である(<math>[E]_0</math>は全酵素濃度)。<math>k_{cat}</math>は酵素が基質で飽和された状態において、1モルの酵素(或いは活性部位)が1秒間に生成物へ変換できる基質のモル数を表し、単位は<math>s^{-1}</math>である。すなわち<math>k_{cat}</math>は酵素の触媒効率を表す指標である。また、(7)または(13)式の<math>V_{max}</math>を(15)式により、<math>k_{cat}[E]_0[</math>で置き換えると  
<br>  である(<math>[E]_0</math>は全酵素濃度)。<math>k_{cat}</math>は酵素が基質で飽和された状態において、1モルの酵素(或いは活性部位)が1秒間に生成物へ変換できる基質のモル数を表し、単位は<math>s^{-1}</math>である。すなわち<math>k_{cat}</math>は酵素の触媒効率を表す指標である。また、(7)または(13)式の<math>V_{max}</math>を(15)式により、<math>k_{cat}[E]_0</math>で置き換えると  


<br>      <math>v = k_3[ES] = \frac{k_{cat}[E]_0[S]}{K_m +[S]}</math>          (16)  
<br>      <math>v = k_3[ES] = \frac{k_{cat}[E]_0[S]}{K_m +[S]}</math>          (16)  
33

回編集

案内メニュー