「筋紡錘」の版間の差分

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==構造 ==
==構造 ==
[[ファイル:Muscle spindle model.jpg|サムネイル|'''. 筋紡錘の構造'''<br>骨格筋に内包される構造である。錐内筋線維(intrafusal muscle fibers)、感覚神経線維、運動神経線維からなる。<br>Wikipediaより。]]
[[ファイル:Muscle spindle model.jpg|サムネイル|'''図1. 筋紡錘の構造'''<br>骨格筋に内包される構造である。錐内筋線維(intrafusal muscle fibers)、感覚神経線維、運動神経線維からなる。<br>Wikipediaより。]]
[[ファイル:Muscle Spindle LM HE stain.jpg|サムネイル|'''図2. 筋紡錘'''<br>ヘマトキシリン・エオジン染色。中央の円形のものが錐内筋線維の断面、周囲のタマネギ状のものが結合組織性カプセル。<br>Wikipediaより。]]
===基本構造===
===基本構造===
 骨格筋に内包されており、直径約100μmで長さは10mmの紡錘状の形状をしている。[[wikipedia:ja:結合組織|結合組織]]性のカプセルで包まれた状態で存在する。[[wikipedia:ja:筋線維|筋線維]]と筋線維の間に存在し、筋紡錘の両端は筋の結合組織に付着している。
 骨格筋に内包されており、直径約100μmで長さは10mmの紡錘状の形状をしている。[[wj:結合組織|結合組織]]性のカプセルで包まれた状態で存在する。[[wj:筋線維|筋線維]]と筋線維の間に存在し、筋紡錘の両端は筋の結合組織に付着している。


 筋紡錘には筋の中心部に存在するものと、筋肉の端の方についているものとが存在する。前者は[[筋紡錘一次終末]]と呼ばれ、[[Ia群求心線維]]に支配される。後者は[[筋紡錘二次終末]]と呼ばれII群求心線維に支配される。この2種類の筋紡錘ともに[[γ運動神経|γ運動(動的及び静的)ニューロン]]に支配されている。
 筋紡錘には筋の中心部に存在するものと、筋肉の端の方についているものとが存在する。前者は[[筋紡錘一次終末]]と呼ばれ、[[Ia群求心線維]]に支配される。後者は[[筋紡錘二次終末]]と呼ばれII群求心線維に支配される。この2種類の筋紡錘ともに[[γ運動神経|γ運動(動的及び静的)ニューロン]]に支配されている。
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==参考文献==
==参考文献==
<references />
* '''本間 研一 監修 (2019).'''<br>標準生理学 第9版 医学書院(東京)
* '''Barrett, Kim E., Barman, Susan M., Boitano, Scott, Brooks, Heddwen L. (2015).'''<br>Ganong's Review of Medical Physiology, McGraw-Hill

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