「アカシジア」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
18行目: 18行目:
|-
|-


| <translate>* Willis (1685) 座ったままでいられない苦痛な状態を医学の領域で初めて記載。<br>Beard (1880) 上記報告を神経衰弱に位置づける。<br>Haskovec (1901) ヒステリー,神経衰弱の症状としてアカシジアの用語を初めて使用。<br>Raymond & Janet (1904 )  アカシジア症状を精神衰弱と関連づける。</translate>
|  
* Willis (1685) 座ったままでいられない苦痛な状態を医学の領域で初めて記載。
*Beard (1880)上記報告を神経衰弱に位置づける。
*Haskovec (1901)ヒステリー,神経衰弱の症状としてアカシジアの用語を初めて使用。
*Raymond & Janet (1904)  アカシジア症状を精神衰弱と関連づける。
|-
|-
| '''器質性アカシジア: アカシジアの症状が器質疾患でも報告される。'''
| '''器質性アカシジア: アカシジアの症状が器質疾患でも報告される。'''
|-
|-
| Bing & Sicard (1923) 嗜眠性脳炎後にみられた症例を精神症状として報告。<br>Wilson (1940 ) 脳炎後遺症およびパーキンソン病の患者にみられることを報告。
|  
* Bing & Sicard (1923) 嗜眠性脳炎後にみられた症例を精神症状として報告。<br>Wilson (1940 ) 脳炎後遺症およびパーキンソン病の患者にみられることを報告。
|-
|-
| '''下肢限局性アカシジア:'''
| '''下肢限局性アカシジア:'''
30行目: 35行目:
| '''薬原性アカシジア(狭義のアカシジア): 抗精神病薬による錐体外路症状の1型と位置づけられる。'''  
| '''薬原性アカシジア(狭義のアカシジア): 抗精神病薬による錐体外路症状の1型と位置づけられる。'''  
|-
|-
| Steck (1954) 抗精神病薬の投与で頻発する「早発性(急性)アカシジア」を報告。<br>Freyhan (1957) 早発性錐体外路症状の一型と位置づける。 <br>Hodge (1959)  抗精神病薬惹起性の運動症状として記載。<br>Sigwald (1960) 抗精神病薬惹起性の感覚症状として記載。<br>三浦(1964) 抗精神病薬惹起性の精神症状(焦燥症候群)として記載。<br>Simpson (1965 ) 抗精神病薬中止後に発症する「離脱性アカシジア」の報告。<br>Munetz (1982) 自覚症状をかく下肢の落ち着きのない不随意運動を「仮性アカシジア」と報告。<br>Braude (1983) 足踏み・粗大振戦・ミオクローヌス・頻繁な体位変換・歩行症(タシキネジア)の報告。<br>Braude & Weiner (1983) 非可逆性の「遅発性アカシジア」の報告。<br>Barnes (1985)  急性型,仮性型,遅発型,離脱型に加え「慢性アカシジア」を分類に加える。<br>稲田ら (1988)  わが国で最初の「遅発性アカシジアの一症例」の報告。
| Steck (1954) 抗精神病薬の投与で頻発する「早発性(急性)アカシジア」を報告。
Freyhan (1957) 早発性錐体外路症状の一型と位置づける。  
Hodge (1959)  抗精神病薬惹起性の運動症状として記載。
Sigwald (1960) 抗精神病薬惹起性の感覚症状として記載。
三浦(1964) 抗精神病薬惹起性の精神症状(焦燥症候群)として記載。Simpson (1965 ) 抗精神病薬中止後に発症する「離脱性アカシジア」の報告。<br>Munetz (1982) 自覚症状をかく下肢の落ち着きのない不随意運動を「仮性アカシジア」と報告。<br>Braude (1983) 足踏み・粗大振戦・ミオクローヌス・頻繁な体位変換・歩行症(タシキネジア)の報告。<br>Braude & Weiner (1983) 非可逆性の「遅発性アカシジア」の報告。<br>Barnes (1985)  急性型,仮性型,遅発型,離脱型に加え「慢性アカシジア」を分類に加える。<br>稲田ら (1988)  わが国で最初の「遅発性アカシジアの一症例」の報告。
|}
|}


案内メニュー