「ニューレグリン」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
編集の要約なし
213行目: 213行目:
 ErbB3とErbB2はおもに[[オリゴデンドロサイト]]に発現していて、その前駆細胞の増殖と分化に関与していることが知られている。オリゴデンドロサイトや[[シュワン細胞]]、その[[ミエリン]]形成の研究から、[[細胞間接着分子]]のように、神経細胞の[[形質膜]]上に存在する非可溶性のNRGが、グリア細胞膜上のErbB3と相互作用をしている可能性も示唆されている。  
 ErbB3とErbB2はおもに[[オリゴデンドロサイト]]に発現していて、その前駆細胞の増殖と分化に関与していることが知られている。オリゴデンドロサイトや[[シュワン細胞]]、その[[ミエリン]]形成の研究から、[[細胞間接着分子]]のように、神経細胞の[[形質膜]]上に存在する非可溶性のNRGが、グリア細胞膜上のErbB3と相互作用をしている可能性も示唆されている。  


 ErbB4分子は、おもに[[小脳]]プルキンエ細胞をふくむ[[GABA]]神経細胞に多量に発現しているとともに、[[視床下部]][[アストロサイト]]や[[錐体細胞]]にも発現が確認される。  
 ErbB4分子は、おもに[[小脳]][[プルキンエ細胞]]をふくむ[[GABA]]神経細胞に多量に発現しているとともに、[[視床下部]][[アストロサイト]]や[[錐体細胞]]にも発現が確認される。  


<br>  
<br>  


<br> 文献 1)Mei L and Xiong WC: Nat Rev Neurosci 9&nbsp;: 437-452, 2008. 2)Bublil EM and, Yarden Y: Curr Opin Cell Biol 19&nbsp;: 124-134, 2007。 3)Higashiyama S, et al: Cancer Sci 99&nbsp;: 214-220, 2008.
<br> 文献 1)Mei L and Xiong WC: Nat Rev Neurosci 9&nbsp;: 437-452, 2008. 2)Bublil EM and, Yarden Y: Curr Opin Cell Biol 19&nbsp;: 124-134, 2007。 3)Higashiyama S, et al: Cancer Sci 99&nbsp;: 214-220, 2008.

案内メニュー