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dNumb、mNumb、Numbl、さらには他の[[wikipedia:JA:脊椎動物|脊椎動物]]で報告されているNumbといった各タンパク質に共通するモチーフとして、アミノ末端側に[[リン酸化チロシン結合ドメイン]](phosphotyrosine-binding domain, PTB domain)がある<ref name=ref4><pubmed> 19944684 </pubmed></ref>。また、カルボキシ末端側には[[Eps15ホモロジー領域]](DPFとNPF)がある。またmNumbにはPTBドメインとDPFの間にプロリンに富む配列([[proline-rich region]]、PRR)があり、PRR中に[[Src homology-3 binding site]]様の配列を含んでいる。mNumbについてはPTBドメインとPRRに選択的スプライシングがあり、全部で4種類(p72、p71、p66、p65)のタンパク質ができる。P71は全長であるp72のPTBドメインの一部を欠いており、P66はPRRの対部分、p65は両方を欠損している。NumblはPRRを持たないが、特徴的な[[wikipedia:JA:グルタミン|グルタミン]]に富む配列を持つ。 | dNumb、mNumb、Numbl、さらには他の[[wikipedia:JA:脊椎動物|脊椎動物]]で報告されているNumbといった各タンパク質に共通するモチーフとして、アミノ末端側に[[リン酸化チロシン結合ドメイン]](phosphotyrosine-binding domain, PTB domain)がある<ref name=ref4><pubmed> 19944684 </pubmed></ref>。また、カルボキシ末端側には[[Eps15ホモロジー領域]](DPFとNPF)がある。またmNumbにはPTBドメインとDPFの間にプロリンに富む配列([[proline-rich region]]、PRR)があり、PRR中に[[Src homology-3 binding site]]様の配列を含んでいる。mNumbについてはPTBドメインとPRRに選択的スプライシングがあり、全部で4種類(p72、p71、p66、p65)のタンパク質ができる。P71は全長であるp72のPTBドメインの一部を欠いており、P66はPRRの対部分、p65は両方を欠損している。NumblはPRRを持たないが、特徴的な[[wikipedia:JA:グルタミン|グルタミン]]に富む配列を持つ。 | ||
==ファミリー== | |||
哺乳類ではNumb(mNumb)とNumb-like(Numbl)の2つの遺伝子が同定されている。また、mNumbでは、選択的スプライシングによって活性の異なるタンパク質アイソフォームが作られる。 | |||
== 生化学的な活性とその調節== | == 生化学的な活性とその調節== |