16,040
回編集
細 (→生化学的性質) |
細 (→電子顕微鏡像) |
||
11行目: | 11行目: | ||
海馬CA1錐体細胞の場合では、PSDの大きさは平均直径XXXX nm、厚さXXXX nm程度である。また、場合によってはシナプス直下で連続した構造ではなく、切れ目が有りそのようなPSDは穿孔PSD(perforated PSD)と呼ばれている。そのようなPSDは茸状(mushroom)樹状突起蕀に形成された一般に大きなシナプスに認められるが、穿孔をなす成因と生理学的意義はよく判っていない。しかし、一般にPSDが大きなシナプスは、シナプス前終末も大きく、ドックしているシナプス顆粒の数も多いため、より効率の良いシナプス伝達に関与していると思われる。 | 海馬CA1錐体細胞の場合では、PSDの大きさは平均直径XXXX nm、厚さXXXX nm程度である。また、場合によってはシナプス直下で連続した構造ではなく、切れ目が有りそのようなPSDは穿孔PSD(perforated PSD)と呼ばれている。そのようなPSDは茸状(mushroom)樹状突起蕀に形成された一般に大きなシナプスに認められるが、穿孔をなす成因と生理学的意義はよく判っていない。しかし、一般にPSDが大きなシナプスは、シナプス前終末も大きく、ドックしているシナプス顆粒の数も多いため、より効率の良いシナプス伝達に関与していると思われる。 | ||
ReeseらはPSDを電子顕微鏡断層撮影で観察し、PSD中に様々な形状の蛋白質粒子を見いだし分類した上、それぞれを既知のPSD分子種に分類しているが<ref><pubmed> 18326622 </pubmed></ref>、実際にはその主張を確認することは難しい。 | |||
== 生化学的性質 == | == 生化学的性質 == |