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== 胎生期および生後の神経系におけるPax遺伝子群の発現パターン == | == 胎生期および生後の神経系におけるPax遺伝子群の発現パターン == | ||
詳細は図およびAllen Brain Atlas[[http://www.brain-map.org/]]を参照にされたい。特にPax6は、[[神経板]]期(数体節期:マウスE8.5)に、前脳区画および前耳溝以後の[[菱脳]]・[[脊髄]]で発現が開始する。[[神経管]]閉鎖後、脳胞期(約30体節期: [[マウス]]E10.5)には、[[終脳]]背側(将来の[[大脳皮質]]領域)、[[間脳]]背側(将来の腹側・背側[[視床]])、[[菱脳]]・[[脊髄]]の腹外側で発現する。生後も脳室層、[[扁桃体]]、[[視床]]、[[海馬]]、[[小脳]]、[[下垂体]]などで発現が見られる。[[wikipedia:ja: 中枢神経系|中枢神経系]]以外では、[[wikipedia:ja: 水晶体|水晶体]]、[[wikipedia:ja: 角膜|角膜]]上皮、網膜神経上皮、嗅上皮、[[wikipedia:ja: 膵臓|膵臓]]に発現している。 | 詳細は図およびAllen Brain Atlas[[http://www.brain-map.org/]]を参照にされたい。特にPax6は、[[神経板]]期(数体節期:マウスE8.5)に、前脳区画および前耳溝以後の[[菱脳]]・[[脊髄]]で発現が開始する。[[神経管]]閉鎖後、脳胞期(約30体節期: [[マウス]]E10.5)には、[[終脳]]背側(将来の[[大脳皮質]]領域)、[[間脳]]背側(将来の腹側・背側[[視床]])、[[菱脳]]・[[脊髄]]の腹外側で発現する。生後も脳室層、[[扁桃体]]、[[視床]]、[[海馬]]、[[小脳]]、[[下垂体]]などで発現が見られる。[[wikipedia:ja: 中枢神経系|中枢神経系]]以外では、[[wikipedia:ja: 水晶体|水晶体]]、[[wikipedia:ja: 角膜|角膜]]上皮、網膜神経上皮、嗅上皮、[[wikipedia:ja: 膵臓|膵臓]]に発現している。 | ||
[[Image:Pax遺伝子群.jpg|thumb|right|300px|'''図Pax遺伝子の構造と発現組織''']] | |||
== 神経系の発生におけるPax遺伝子群の機能 == | == 神経系の発生におけるPax遺伝子群の機能 == |