「細胞接着分子」の版間の差分

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 細胞間の接着は以下の3つの様式に分類される(図1)。
 細胞間の接着は以下の3つの様式に分類される(図1)。


=== ホモフィリック結合(同種分子親和性結合)  ===
=== ホモフィリック結合 ===


 同種の分子が結合する様式をホモフィリック結合(Homophilic adhesion)という。神経系に発現する代表的なホモフィリック結合分子として、カドヘリン、[[NCAM]]、[[L1]]、[[P0]]などが挙げられる。同じタイプの神経細胞を集めて配置する[[神経核]]の形成過程や、同じタイプの[[軸索]]を集めて束化する軸索束形成過程において、細胞接着分子によるホモフィリック結合が重要な役割を果たす。  
 同種の分子が結合する様式をホモフィリック結合(Homophilic adhesionまたは同種分子親和性結合)という。神経系に発現する代表的なホモフィリック結合分子として、カドヘリン、[[NCAM]]、[[L1]]、[[P0]]などが挙げられる。同じタイプの神経細胞を集めて配置する[[神経核]]の形成過程や、同じタイプの[[軸索]]を集めて束化する軸索束形成過程において、細胞接着分子によるホモフィリック結合が重要な役割を果たす。


=== ヘテロフィリック結合(異種分子親和性結合) ===
=== ヘテロフィリック結合(異種分子親和性結合) ===

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