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=== PI(3,5)P<sub>2</sub> === | === PI(3,5)P<sub>2</sub> === | ||
====生合成==== | |||
PI(3,5)P<sub>2</sub>は酵母ではFab1がPI(3)Pの5位をリン酸化することによって産生される。 | |||
====機能==== | |||
酵母での合成酵素Fab1は液胞の形成に必要である。一方、哺乳動物ではホモログであるPIKfyveが同じ作用を担っており、その発現抑制によってエンドソームの形態異常が認められるようになる。PI(3,5)P<sub>2</sub>はESCRT-III複合体のVps24, Svp1p, Ent3pと結合し、MVEやオートファジー形成を促進する。また、浸透圧ショックによってPI(3,5)P<sub>2</sub>量が増減することも知られている。 | |||
=== PI(4,5)P<sub>2</sub> === | === PI(4,5)P<sub>2</sub> === |