「子宮内手術法」の版間の差分

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<font size="+1">[http://researchmap.jp/tetsuichirosaito 斎藤 哲一郎]</font><br>
''千葉大学 大学院 医学研究院''<br>
DOI XXXX/XXXX 原稿受付日:2012年7月13日 原稿完成日:2013年3月28日<br>
担当編集委員:[http://researchmap.jp/noriko1128 大隅 典子](東北大学 大学院医学系研究科 附属創生応用医学研究センター 脳神経科学コアセンター 発生発達神経科学分野)<br>
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英:''in utero'' surgery 独:intrauterinen Operation 仏:chirurgie in utero
英:''in utero'' surgery 独:intrauterinen Operation 仏:chirurgie in utero


[[Image:図−子宮内手術法.jpg|thumb|right|250px|<b>図.子宮内手術の1例</b><br />妊娠マウスを開腹し子宮内の胎仔の脳室へマイクロピペットで溶液を注入<ref name="ref1"><pubmed>11784059</pubmed></ref>。本図では、溶液を可視化するため色素を用いている。]]
[[Image:図−子宮内手術法.jpg|thumb|right|250px|<b>図.子宮内手術の1例</b><br />妊娠マウスを開腹し子宮内の胎仔の脳室へマイクロピペットで溶液を注入<ref name="ref1"><pubmed>11784059</pubmed></ref>。本図では、溶液を可視化するため色素を用いている。]]


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 子宮内手術法とは、[[wikipedia:ja:哺乳類|哺乳類]]の[[wikipedia:ja:発生|発生]]機構などを解析することを目的として[[wikipedia:ja:子宮|子宮]]内の胎仔に施す[[wikipedia:ja:外科|外科]]的手法である。手術後の胎仔を子宮内で生育させることが可能であるため、胎仔に移植した細胞や導入した[[wikipedia:ja:遺伝子|遺伝子]]の機能を長期間にわたり個体レベルで解析できるのが特長である。  
 子宮内手術法とは、[[wikipedia:ja:哺乳類|哺乳類]]の[[wikipedia:ja:発生|発生]]機構などを解析することを目的として[[wikipedia:ja:子宮|子宮]]内の胎仔に施す[[wikipedia:ja:外科|外科]]的手法である。手術後の胎仔を子宮内で生育させることが可能であるため、胎仔に移植した細胞や導入した[[wikipedia:ja:遺伝子|遺伝子]]の機能を長期間にわたり個体レベルで解析できるのが特長である。  
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== 歴史  ==
== 歴史  ==
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== 参考文献  ==
== 参考文献  ==


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<references />
 
 
(執筆者:斎藤哲一郎 担当編集委員:大隅典子)

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