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<font size="+1">[http://researchmap.jp/read0018809 塩入俊樹]</font><br> | |||
''岐阜大学 精神科''<br> | |||
DOI XXXX/XXXX 原稿受付日:2012年3月28日 原稿完成日:2013年1月17日<br> | |||
担当編集委員:[http://researchmap.jp/tadafumikato 加藤 忠史](独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター)<br> | |||
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英語名:panic disorder 英略称: PD 独:Panikstörung 仏:trouble panique | 英語名:panic disorder 英略称: PD 独:Panikstörung 仏:trouble panique | ||
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パニック障害は、[[wikipedia:動悸|動悸]]、[[wikipedia:窒息|窒息]]感、[[wikipedia:発汗|発汗]]などの身体症状と、死の恐怖などの精神症状に特徴づけられる不安発作(パニック発作)に突然、何の前触れもなく襲われ、発作は自然に消失するが、その後も繰り返し生じ、[[予期不安]]と[[広場恐怖]]により、著しい社会機能低下を伴う[[不安障害]]である。生涯[[wikipedia:有病率|有病率]]は1.5~2.5%で、女性に多く、15歳~45歳に好発する。その発症には、遺伝要因の関与が示唆される。その病態には、恐怖条件づけに関連した神経回路の機能不全が存在すると考えられている。 | パニック障害は、[[wikipedia:動悸|動悸]]、[[wikipedia:窒息|窒息]]感、[[wikipedia:発汗|発汗]]などの身体症状と、死の恐怖などの精神症状に特徴づけられる不安発作(パニック発作)に突然、何の前触れもなく襲われ、発作は自然に消失するが、その後も繰り返し生じ、[[予期不安]]と[[広場恐怖]]により、著しい社会機能低下を伴う[[不安障害]]である。生涯[[wikipedia:有病率|有病率]]は1.5~2.5%で、女性に多く、15歳~45歳に好発する。その発症には、遺伝要因の関与が示唆される。その病態には、恐怖条件づけに関連した神経回路の機能不全が存在すると考えられている。 | ||
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== パニック障害とは == | == パニック障害とは == | ||
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== 参考文献 == | == 参考文献 == | ||
<references /> | <references /> | ||