「軟膜」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
302 バイト追加 、 2015年7月8日 (水)
編集の要約なし
編集の要約なし
編集の要約なし
7行目: 7行目:
英語名:pia mater 独:Pia mater, weiche Hirnhaut 仏:pie-mère
英語名:pia mater 独:Pia mater, weiche Hirnhaut 仏:pie-mère
{{box|text= 軟膜は、脳および脊髄を包む髄膜のうち、最も内部にある膜である。}}
{{box|text= 軟膜は、脳および脊髄を包む髄膜のうち、最も内部にある膜である。}}
[[image:gray769.png|thumb|300px|'''図1''']]
[[image:gray769.png|thumb|300px|'''図1.くも膜の解剖学的構造と周辺組織''']]
[[image:gray749.png|thumb|300px|'''図2''']]
[[image:gray749.png|thumb|300px|'''図2.側脳室下角におけるくも膜と脈絡巣の関係''']]
[[image:gray767.png|thumb|200px|'''図3''']]
[[image:gray767.png|thumb|200px|'''図3.脊髄軟膜と歯状靱帯''']]


 軟膜(なんまく)は、[[脳]]および[[脊髄]]を包む[[髄膜]]のうち、最も内部にある膜である。ラテン語で”pia mater”は"tender mother"(慈母:深い愛情をもつ母)を意味している。発生学的には、[[神経堤]]に由来する。薄く網状の膜で、脳の表面を隙間なく覆っており、皮質の溝の中にまで入り込んでいる(図1)。
 軟膜(なんまく)は、[[脳]]および[[脊髄]]を包む[[髄膜]]のうち、最も内部にある膜である。ラテン語で”pia mater”は"tender mother"(慈母:深い愛情をもつ母)を意味している。発生学的には、[[神経堤]]に由来する。薄く網状の膜で、脳の表面を隙間なく覆っており、皮質の溝の中にまで入り込んでいる(図1)。
31行目: 31行目:


==参考文献==
==参考文献==
'''Werner Kahle、長島聖司・岩堀修明訳'''<br>
『分冊 解剖学アトラスIII』第5版<br>
''文光堂''、ISBN 4-8306-0026-8、日本語版2003年

案内メニュー