「プレキシン」の版間の差分

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== 相互作用分子 ==
== 相互作用分子 ==
==== 細胞外領域 ====
==== 細胞外領域 ====
細胞外領域は、主にセマフォリンとその共受容体と相互作用する。
細胞外領域は、主にセマフォリンとその共受容体と相互作用する。<br />
 
'''A-type plexin''' 2つのニューロピリン分子(neuropilin-1,neuropilin-2)を介して、Sema3Eを除く分泌型 class 3 semaphorin (Sema3A, Sema3B, Sema3C, Sema3D, Sema3F)と結合する。また、class 5とclass 6の膜貫通型セマフォリンとは直接結合するとともに、その結合には特異性がある。これまでに、plexin-A1は、Sema5A, Sema6C, Sema6Dと直接結合し、Sema5Bとは遺伝学的な相互作用が報告されている。plexin-A2は、Sema5A、Sema6A, Sema6Bと、plexin-A4はSema6A, Sema6Bとそれぞれ結合し、plexin-A3は、Sema5A、Sema5Bと遺伝学的な相互作用をする。Plexin-A4は、Sema6A, Sema6Bとの直接的な結合が示されている。さらに近年、A-type plexinは、軸索ガイド分子Slit分子のC末端側領域と結合することが示されている。
'''A-type plexin''' 2つのニューロピリン分子(neuropilin-1,neuropilin-2)を介して、Sema3Eを除く分泌型 class 3 semaphorin (Sema3A, Sema3B, Sema3C, Sema3D, Sema3F)と結合する。また、class 5とclass 6の膜貫通型セマフォリンとは直接結合するとともに、その結合には特異性がある。これまでに、plexin-A1は、Sema5A, Sema6C, Sema6Dと直接結合し、Sema5Bとは遺伝学的な相互作用が報告されている。plexin-A2は、Sema5A、Sema6A, Sema6Bと、plexin-A4はSema6A, Sema6Bとそれぞれ結合し、plexin-A3は、Sema5A、Sema5Bと遺伝学的な相互作用をする。Plexin-A4は、Sema6A, Sema6Bとの直接的な結合が示されている。さらに近年、A-type plexinは、軸索ガイド分子Slit分子のC末端側領域と結合することが示されている。


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