「ステロイド」の版間の差分

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=== ビタミンD  ===
=== ビタミンD  ===


[[Image:VitaminD.png|thumb|right|200px|ビタミンDの構造]] ビタミンDは、ステロイド核のB環が9-10位の間で開環した構造を持つ。ビタミンDは側鎖構造の違いから、D2-D7に分けられるが、植物由来のD2と動物由来のD3は同様の生理活性を持つことから、両者を総称してビタミンDと呼ぶ。ビタミンDは肝臓と腎臓で代謝されて活性型ビタミンD(1,25-ジヒドロキシコレカルシフェロール)となり、腸管におけるカルシウムとリン酸の吸収や腎尿細管におけるカルシウムの再吸収を促進する。活性型ビタミンDの不足は小児ではくる病、成人では骨軟化症となる。  
[[Image:VitaminD.png|thumb|right|150px|ビタミンDの構造]] ビタミンDは、ステロイド核のB環が9-10位の間で開環した構造を持つ。ビタミンDは側鎖構造の違いから、D2-D7に分けられるが、植物由来のD2と動物由来のD3は同様の生理活性を持つことから、両者を総称してビタミンDと呼ぶ。ビタミンDは肝臓と腎臓で代謝されて活性型ビタミンD(1,25-ジヒドロキシコレカルシフェロール)となり、腸管におけるカルシウムとリン酸の吸収や腎尿細管におけるカルシウムの再吸収を促進する。活性型ビタミンDの不足は小児ではくる病、成人では骨軟化症となる。  


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