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Junko kurahashi (トーク | 投稿記録) 細 (→発見の経緯) |
Junko kurahashi (トーク | 投稿記録) 細 (→遺伝子の特徴と受容体の構造) |
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==== 遺伝子の特徴と受容体の構造 ==== | ==== 遺伝子の特徴と受容体の構造 ==== | ||
V2Rは7回膜貫通型のGPCRである('''図1''')。マウスはゲノム上に121個のV2R遺伝子を有する<ref><pubmed>17382427</pubmed></ref>25。またV2RはV1Rと異なり配列中にイントロンを含む<ref name=Herrada1997/><ref name=Ryba1997/><ref name=Matsunami1997/>20–22。 | |||
1つの鋤鼻神経細胞には各鋤鼻神経特異的なV2Rが1種類と、広く発現するV2R2の2つが発現している<ref><pubmed>11157070</pubmed></ref>26。また、主要組織適合遺伝子複合体(MHC)、β2-ミクログロブリンと共発現していることから、V2Rはこれらの因子と複合体を形成して機能している可能性が示唆されている<ref><pubmed>12620187</pubmed></ref><ref><pubmed>12628182</pubmed></ref>27,28。V2RはN末端の細胞外領域が比較的大きいクラスCのGPCRに属し、V1R遺伝子やOR遺伝子とのホモロジーがなく、[[代謝型グルタミン酸受容体]]遺伝子や[[甘味受容体]]遺伝子、[[うま味受容体]]遺伝子とのホモロジーを有する。 | 1つの鋤鼻神経細胞には各鋤鼻神経特異的なV2Rが1種類と、広く発現するV2R2の2つが発現している<ref><pubmed>11157070</pubmed></ref>26。また、主要組織適合遺伝子複合体(MHC)、β2-ミクログロブリンと共発現していることから、V2Rはこれらの因子と複合体を形成して機能している可能性が示唆されている<ref><pubmed>12620187</pubmed></ref><ref><pubmed>12628182</pubmed></ref>27,28。V2RはN末端の細胞外領域が比較的大きいクラスCのGPCRに属し、V1R遺伝子やOR遺伝子とのホモロジーがなく、[[代謝型グルタミン酸受容体]]遺伝子や[[甘味受容体]]遺伝子、[[うま味受容体]]遺伝子とのホモロジーを有する。 | ||
==== シグナル伝達 ==== | ==== シグナル伝達 ==== |