「アダプタータンパク質複合体」の版間の差分

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 主なクラスリン結合部位は&beta;1サブユニットに存在する<ref name=Gallusser1993><pubmed>8262066</pubmed></ref> が、&gamma;サブユニットもクラスリン結合に関与していることが報告されている<ref name=Doray2001><pubmed>11451993</pubmed></ref> 。積荷タンパク質との結合は主に&mu;サブユニットによって行われている。&gamma;サブユニットには&gamma;1と&gamma;2の2つのisoformが、&mu;1サブユニットには&mu;1Aと&mu;1Bの2つ、&sigma;1サブユニットには&sigma;1A~&sigma;1Cの3つのisoformが存在する<ref name=Folsch1999><pubmed>10535737</pubmed></ref><ref name=Setta-Kaffetzi2014><pubmed>24791904</pubmed></ref><ref name=Takatsu1998><pubmed>9733768</pubmed></ref> 。
 主なクラスリン結合部位は&beta;1サブユニットに存在する<ref name=Gallusser1993><pubmed>8262066</pubmed></ref> が、&gamma;サブユニットもクラスリン結合に関与していることが報告されている<ref name=Doray2001><pubmed>11451993</pubmed></ref> 。積荷タンパク質との結合は主に&mu;サブユニットによって行われている。&gamma;サブユニットには&gamma;1と&gamma;2の2つのisoformが、&mu;1サブユニットには&mu;1Aと&mu;1Bの2つ、&sigma;1サブユニットには&sigma;1A~&sigma;1Cの3つのisoformが存在する<ref name=Folsch1999><pubmed>10535737</pubmed></ref><ref name=Setta-Kaffetzi2014><pubmed>24791904</pubmed></ref><ref name=Takatsu1998><pubmed>9733768</pubmed></ref> 。
{| class="wikitable" style="text-align: center;
|+表 アダプタータンパク質複合体のサブユニット構成
! 複合体 !! Large subunit 1 !! Large subunit 2 !! Medium subunit !! Small subunit
|-
! AP-1
| γ || β1 || μ1 || σ1
|-
! AP-2
| α || β2 || μ2 || σ2
|-
! AP-3
| δ || β3 || μ3 || σ3
|-
! AP-4
| &epsilon; || β4 || μ4 || σ4
|-
! AP-5
| ζ || β5 || μ5 || σ5
|}


=== 疾患との関連 ===
=== 疾患との関連 ===

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