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細 (→臨床応用の可能性) |
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|+表 iN細胞誘導法に関するこれまでの主な報告 | |||
! 誘導されたiN細胞 !! 転写因子 !! 主な内容 !! 文献 | ! 誘導されたiN細胞 !! 転写因子 !! 主な内容 !! 文献 | ||
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| グルタミン酸作動性ニューロン || Ascl1, Brn2, Myt1l || 直接的に誘導されたグルタミン酸作動性ニューロンが電気生理学的にみて機能していることを示した。 || | | グルタミン酸作動性ニューロン || Ascl1, Brn2, Myt1l || 直接的に誘導されたグルタミン酸作動性ニューロンが電気生理学的にみて機能していることを示した。 || Vierbuchenら<ref name=Vierbuchen2010><pubmed>20107439</pubmed></ref> | ||
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| 運動ニューロン || Ascl1, Brn2, Myt1l, Lhx3, Hb9, Isl1, Ngn2 || 直接的に誘導された運動ニューロンが電気生理学的に機能し、かつ筋細胞と機能的シナプスを形成できることを示した。 || | | 運動ニューロン || Ascl1, Brn2, Myt1l, Lhx3, Hb9, Isl1, Ngn2 || 直接的に誘導された運動ニューロンが電気生理学的に機能し、かつ筋細胞と機能的シナプスを形成できることを示した。 || Sonら<ref name=Son2011><pubmed>21852222</pubmed></ref> | ||
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| ドパミン作動性ニューロン || Ascl1, Brn2, Myt1l || 直接的に誘導されたドパミン作動性ニューロンは電気生理学的に機能し、かつドパミン産生能を持つことを示した。 || | | ドパミン作動性ニューロン || Ascl1, Brn2, Myt1l || 直接的に誘導されたドパミン作動性ニューロンは電気生理学的に機能し、かつドパミン産生能を持つことを示した。 || Caiazzoら<ref name=Caiazzo2011><pubmed>21725324</pubmed></ref> | ||
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| ノルアドレナリン作動性ニューロン || Ascl1, Phox2b, AP-2α, Gata3, Hand2, Nurr1, Phox2a || 直接的に誘導されたノルアドレナリン作動性ニューロンは、電気生理学的に機能し、共培養した心筋細胞の拍動数を制御できた。 || | | ノルアドレナリン作動性ニューロン || Ascl1, Phox2b, AP-2α, Gata3, Hand2, Nurr1, Phox2a || 直接的に誘導されたノルアドレナリン作動性ニューロンは、電気生理学的に機能し、共培養した心筋細胞の拍動数を制御できた。 || Liら<ref name=Li2019><pubmed>31315047</pubmed></ref> | ||
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| 神経幹細胞 || | | 神経幹細胞 || Sox2, Brn2, FoxG1<br>またはSox2, Brn4, Klf4, c-Myc || 直接的に誘導した神経幹細胞が自己複製能を持ち、かつニューロン、アストロサイト、オリゴデンドロサイトに分化できること示した。 || Lujanら<ref name=Lujan2012><pubmed>22308465</pubmed></ref><br>Hanら<ref name=Han2012><pubmed>22445517</pubmed></ref> | ||
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| | | グルタミン酸作動性ニューロン || PTB1に対するshRNAの導入 || マウスの胎生線維芽細胞から電気生理学的にも機能しているグルタミン酸作動性ニューロンが誘導された。 || Xueら<ref name=Xue2013><pubmed>23313552</pubmed></ref> | ||
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| グルタミン酸作動性ニューロン || cAMP産生作用をもつフォルスコリンとGSK-3β阻害作用をもつCHIR99021などの低分子化合物を培地に添加 || マウス・ヒト線維芽細胞から電気生理学的にも機能しているグルタミン酸作動性ニューロンが誘導された。 || Liら<ref name=Li2015><pubmed>26253201</pubmed></ref><br>Huら<ref name=Hu2015><pubmed>26253202</pubmed></ref> | |||
| グルタミン酸作動性ニューロン || cAMP産生作用をもつフォルスコリンとGSK-3β阻害作用をもつCHIR99021などの低分子化合物を培地に添加 || マウス・ヒト線維芽細胞から電気生理学的にも機能しているグルタミン酸作動性ニューロンが誘導された。 || | |||
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図2 ダイレクトリプログラミングの誘導因子と阻害因子 | 図2 ダイレクトリプログラミングの誘導因子と阻害因子 | ||
(文献20より改変転載<ref name=山下徹、阿部康二2018>< | (文献20より改変転載<ref name=山下徹、阿部康二2018>'''山下徹、阿部康二 (2018)'''<br>ダイレクトリプログラミングによる神経再生<br>''Clinical Neuroscience'' 36, 370-372</ref> ) | ||
参考文献 | == 参考文献 == | ||
<references /> |