「D-セリン」の版間の差分

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== 化学的性質 ==
== 化学的性質 ==
 1個のアミノ基と1個のカルボニル基をもつD-αアミノ酸で、中性アミノ酸に分類される(図1)。水溶性。
 1個のアミノ基と1個のカルボニル基をもつ<small>D</small>-αアミノ酸で、中性アミノ酸に分類される('''図1''')。水溶性。
実験に用いるときは、市販の標品が1.5~1%のL-セリンを含んでいることや、D-[3H]-セリンは非特異的な結合を防ぐため使用前にイオン交換樹脂で再精製を要することに注意が必要である。
実験に用いるときは、市販の標品が1.5~1%の<small>L</small>-セリンを含んでいることや、<small>D</small>-[<sup>3</sup>H]-セリンは保存中に組織に非特異的な結合を起こす分解物ができることがあるので、それを除くため使用前にイオン交換樹脂で再精製を要することに注意が必要である。


== 生体内分布 ==
== 生体内分布 ==

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