「脂肪酸結合タンパク質7型」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
編集の要約なし
16行目: 16行目:
==神経系以外での局在と機能==
==神経系以外での局在と機能==
 FABP7は[[wikipedia:ja:リンパ節|リンパ節]]など末梢性免疫臓器の[[wikipedia:ja:T細胞|T細胞]]領域特異的線維芽細胞(fibroblastic reticular cell, FRC)での局在や肝臓の[[wikipedia:ja:クッパー細胞|クッパー細胞]]での局在も報告されており、リンパ球の生存・移動や炎症反応への関与が示唆されている(Tokuda)。また、前述した悪性膠芽腫の他にも[[wikipedia:ja:乳癌|乳癌]]や[[wikipedia:ja:悪性黒色腫|悪性黒色腫]](Liu 2012)、[[wikipedia:ja:腎癌|腎癌]](Takaoka)などの種々の腫瘍での発現が知られており、腫瘍の増殖や浸潤に関わるとされている(Liu 2012)。
 FABP7は[[wikipedia:ja:リンパ節|リンパ節]]など末梢性免疫臓器の[[wikipedia:ja:T細胞|T細胞]]領域特異的線維芽細胞(fibroblastic reticular cell, FRC)での局在や肝臓の[[wikipedia:ja:クッパー細胞|クッパー細胞]]での局在も報告されており、リンパ球の生存・移動や炎症反応への関与が示唆されている(Tokuda)。また、前述した悪性膠芽腫の他にも[[wikipedia:ja:乳癌|乳癌]]や[[wikipedia:ja:悪性黒色腫|悪性黒色腫]](Liu 2012)、[[wikipedia:ja:腎癌|腎癌]](Takaoka)などの種々の腫瘍での発現が知られており、腫瘍の増殖や浸潤に関わるとされている(Liu 2012)。


(執筆者:徳田信子、大和田祐二 担当編集委員:大隅典子)
(執筆者:徳田信子、大和田祐二 担当編集委員:大隅典子)
80

回編集

案内メニュー