79
回編集
Soheisakata (トーク | 投稿記録) 細編集の要約なし |
Soheisakata (トーク | 投稿記録) 細編集の要約なし |
||
29行目: | 29行目: | ||
<br> | <br> | ||
== イオン選択性 == | == イオン選択性 == | ||
[[Image:SelectiveFilter付近のアミノ酸配列.png|thumb|right|247x122px|図3. 電位依存性ナトリウムチャネル、およびカルシムチャネルのselective filter 付近のアミノ酸配列の比較。イオン選択性に最も重要であると考えられる部分をboxで囲んだ。]] | [[Image:SelectiveFilter付近のアミノ酸配列.png|thumb|right|247x122px|図3. 電位依存性ナトリウムチャネル、およびカルシムチャネルのselective filter 付近のアミノ酸配列の比較。イオン選択性に最も重要であると考えられる部分をboxで囲んだ。]] | ||
133行目: | 133行目: | ||
== 転写の制御 == | == 転写の制御 == | ||
Nav1.2遺伝子の転写調節には転写抑制因子REST/NRSFが関わっている。通常、神経細胞由来の培養細胞(PC12 cell)では、神経細胞成長因子(neural growth factor) により神経突起の形成が誘導される。しかしながらREST/NRSFを発現させると、神経突起の形成が見られなくなり、ナトリウム電流も計測されない9。神経細胞以外の細胞ではREST/NRSFが発現し、他の多くの神経細胞特異的に発現する遺伝子の転写を抑制するとともに、Nav1.2の転写を抑制していると考えられている。 | Nav1.2遺伝子の転写調節には転写抑制因子REST/NRSFが関わっている。通常、神経細胞由来の培養細胞(PC12 cell)では、神経細胞成長因子(neural growth factor) により神経突起の形成が誘導される。しかしながらREST/NRSFを発現させると、神経突起の形成が見られなくなり、ナトリウム電流も計測されない9。神経細胞以外の細胞ではREST/NRSFが発現し、他の多くの神経細胞特異的に発現する遺伝子の転写を抑制するとともに、Nav1.2の転写を抑制していると考えられている。<br> | ||
<br> | |||
== リン酸化による制御 == | == リン酸化による制御 == |
回編集