226
回編集
細編集の要約なし |
細編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
[[Image:サザンブロット図1.jpg| | [[Image:サザンブロット図1.jpg|thumb|right|400px]] | ||
<div>相補性のある2本のDNA1本鎖は一対の2本鎖を形成するというDNAの性質(図1)を利用して、ある特定の塩基配列をもつDNA断片を検出する方法である。E. M. Southernが考案したためにこの名が付けられた。 </div><div></div><div></div><div></div><div></div><div></div><div></div><div></div><div></div><div></div><div></div><div></div> | <div>相補性のある2本のDNA1本鎖は一対の2本鎖を形成するというDNAの性質(図1)を利用して、ある特定の塩基配列をもつDNA断片を検出する方法である。E. M. Southernが考案したためにこの名が付けられた。 </div><div></div><div></div><div></div><div></div><div></div><div></div><div></div><div></div><div></div><div></div><div></div> | ||
<br> | |||
== 手順 == | == 手順 == | ||
17行目: | 19行目: | ||
6) メンブランの洗浄 メンブラン上のDNAに結合しなかったプローブを洗浄する。この際にも洗浄液の塩濃度を高くすることでプローブと多少配列が異なるDNA間の2本鎖は結合したままにすることが出来る。 | 6) メンブランの洗浄 メンブラン上のDNAに結合しなかったプローブを洗浄する。この際にも洗浄液の塩濃度を高くすることでプローブと多少配列が異なるDNA間の2本鎖は結合したままにすることが出来る。 | ||
7) 検出 プローブ標識に放射性同位体を用いた場合はX線フィルムをを用いたオートラジオグラフィーでプローブの位置を検出する。また、プローブをアルカリホスファターゼ標識した場合は発光基質を反応させその発光をフィルムで検出するほか、CCDカメラなどの検出器なども用いられる。 | 7) 検出 プローブ標識に放射性同位体を用いた場合はX線フィルムをを用いたオートラジオグラフィーでプローブの位置を検出する。また、プローブをアルカリホスファターゼ標識した場合は発光基質を反応させその発光をフィルムで検出するほか、CCDカメラなどの検出器なども用いられる。[[Image:サザンブロット図2.jpg|thumb|right|400px]] | ||
== ノーザンブロットとの相違点 == | == ノーザンブロットとの相違点 == |
回編集