「Cre/loxPシステム」の版間の差分

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=== Creのバリエーション  ===
=== Creのバリエーション  ===


Creと変異エストロゲン受容体の融合タンパク質であるCre-ERタンパク質は通常細胞質に存在するが、エストロゲン誘導体であるタモキシフェンと結合することにより核内に移行し、loxP配列に対して組換えを起こす。これを利用してCre-loxPシステムの働く時期をタモキシフェン依存的に調節することが可能である(図3)。[[Image:CreloxP図3.jpg|thumb|right|400px|図3 タモキシフェンによるCre-ERの制御]]  
Creと変異エストロゲン受容体の融合タンパク質であるCre-ERタンパク質は通常細胞質に存在するが、エストロゲン誘導体であるタモキシフェンと結合することにより核内に移行し、loxP配列に対して組換えを起こす。これを利用してCre-loxPシステムの働く時期をタモキシフェン依存的に調節することが可能である(図3)<ref><pubmed> 7624356 </pubmed></ref>。[[Image:CreloxP図3.jpg|thumb|right|400px|図3 タモキシフェンによるCre-ERの制御]]  


=== loxP配列のバリエーション  ===
=== loxP配列のバリエーション  ===
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