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====カラム==== | ====カラム==== | ||
カラムは、分析する物質の性質を考慮して種類を選択しなければならない。カラムの種類には、主にイオン交換、逆相、順相、サイズ排除(ゲル濾過)そして[[wikipedia:JA:光学異性体|光学異性体]] | カラムは、分析する物質の性質を考慮して種類を選択しなければならない。カラムの種類には、主にイオン交換、逆相、順相、サイズ排除(ゲル濾過)そして[[wikipedia:JA:光学異性体|光学異性体]]分離カラムがある。 | ||
=====イオン交換カラム===== | |||
イオン交換カラムには、[[wikipedia:JA:陽イオン|陽イオン]]、[[wikipedia:JA:陰イオン|陰イオン]]、両イオン型の3つのタイプがある。これらは、[[wikipedia:JA:金属|金属]]イオン、[[wikipedia:JA:無機酸|無機酸]]、[[wikipedia:JA:アミノ酸|アミノ酸]]、[[wikipedia:JA:ペプチド|ペプチド]]やタンパク質の分析・分取に用いられる。 | |||
=====逆相カラム===== | |||
逆相カラムは、最も種類が多く様々なカラムが開発されている。特に低分子の分析に用いられることが多く神経伝達物質、誘導化したアミノ酸、医薬品、[[wikipedia:JA:ホルモン|ホルモン]]、ペプチドの分析などに用いられている。 | |||
=====順相カラム===== | |||
順相カラムは、有機合成した化合物の分離に多く用いられる。 | |||
=====サイズ排除カラム===== | |||
サイズ排除カラムは、タンパク質を分子量ごとに分画または会合体としてモノマー、ダイマー、トリマーの分析・分取に用いられる。 | |||
=====光学異性体分離カラム===== | |||
光学異性体分離カラムはアミノ酸のD体とL体や医薬品などの光学異性体化合物の分析・分取に用いられている。 | |||
====検出器==== | ====検出器==== |