「コモンマーモセット」の版間の差分

編集の要約なし
編集の要約なし
9行目: 9行目:


== 分類、形態、生態 ==
== 分類、形態、生態 ==
[[image:marmoset_I4044F.jpg|thumb|400px|]]
 コモンマーモセット(以下マーモセットと略す)は、霊長目([[サル]]目)−真猿類亜目−広鼻猿下目(新世界ザル類)−オマキザル科−マーモセット亜科に属する。原産地は南米のブラジルの北東部であり、半乾燥熱帯林に生息し、樹上生活性である。二次林や林縁部など人間の生活環境に近い地域にも分布しており、人為的な導入や逃亡により都市周辺の林にも生息域を広げていることが知られている。小型の[[霊長類]]であり、成熟個体で体長25〜35cm、体重300-500gと[[ヒト]]が扱いやすい大きさである。長い尾を持ち、顔や手のひら以外は毛で覆われ、左右の耳の脇に白くて大きい毛ブサを有するのが特徴である。顔の表情はとても豊かで、さまざまな表情を持つ。他のマーモセット類と同様に爪は足の親指だけが平爪で、その他の指は鉤爪である。野生での食物は樹脂・樹液、果実、[[昆虫]]などであるが、飼育下では専用配合飼料を中心とした給餌で飼育できる。樹脂・樹液を得るために木に穴を開けるのに適した、犬歯と同じくらい長い下顎切歯を有する。また、腺からの[[分泌]]物で採食樹に匂いづけをすることが知られている。寿命は飼育下で10年〜15年である。
 コモンマーモセット(以下マーモセットと略す)は、霊長目([[サル]]目)−真猿類亜目−広鼻猿下目(新世界ザル類)−オマキザル科−マーモセット亜科に属する。原産地は南米のブラジルの北東部であり、半乾燥熱帯林に生息し、樹上生活性である。二次林や林縁部など人間の生活環境に近い地域にも分布しており、人為的な導入や逃亡により都市周辺の林にも生息域を広げていることが知られている。小型の[[霊長類]]であり、成熟個体で体長25〜35cm、体重300-500gと[[ヒト]]が扱いやすい大きさである。長い尾を持ち、顔や手のひら以外は毛で覆われ、左右の耳の脇に白くて大きい毛ブサを有するのが特徴である。顔の表情はとても豊かで、さまざまな表情を持つ。他のマーモセット類と同様に爪は足の親指だけが平爪で、その他の指は鉤爪である。野生での食物は樹脂・樹液、果実、[[昆虫]]などであるが、飼育下では専用配合飼料を中心とした給餌で飼育できる。樹脂・樹液を得るために木に穴を開けるのに適した、犬歯と同じくらい長い下顎切歯を有する。また、腺からの[[分泌]]物で採食樹に匂いづけをすることが知られている。寿命は飼育下で10年〜15年である。