「パルミトイル化」の版間の差分

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=== 免疫細胞における''S''-パルミトイル化の機能  ===
=== 免疫細胞における''S''-パルミトイル化の機能  ===


 T細胞シグナル伝達における主要な因子、T細胞受容体CD4およびCD8、アダプタータンパク質LAT、Cbp/PAG、SrcキナーゼファミリーLck、Fynが''S''-パルミトイル化される。これらはパルミトイル化により脂質ラフトに凝集し、T細胞の活性化に重要であると考えられている。また、T細胞の活性化に伴い、Lckのパルミトイル化レベルが大きく変動することが示されている。DHHC21がLckやFynのPATとして同定されている<ref><pubmed>19956733</pubmed></ref>(表2)が、T細胞機能におけるDHHC21の生理機能については、現時点では明らかになっていない。  
 [[wikipedia:ja:T細胞|T細胞]]シグナル伝達における主要な因子、T細胞受容体[[wikipedia:CD4|CD4]]および[[wikipedia:CD8|CD8]]、[[アダプタータンパク質]]LAT、Cbp/PAG(これはどんなタンパク質でしょうか)、SrcキナーゼファミリーLck、Fynが''S''-パルミトイル化される。これらはパルミトイル化により脂質ラフトに凝集し、T細胞の活性化に重要であると考えられている。また、T細胞の活性化に伴い、Lckのパルミトイル化レベルが大きく変動することが示されている。DHHC21がLckやFynのPATとして同定されている<ref><pubmed>19956733</pubmed></ref>(表2)が、T細胞機能におけるDHHC21の生理機能については、現時点では明らかになっていない。  


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