「ロドプシン」の版間の差分

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=== ヘリックス8 ===
=== ヘリックス8 ===
 ロドプシンにはヘリックス7とC末端の間に[[wikipedia:JA:翻訳後修飾|翻訳後修飾]]([[パルミチル化]])を受ける[[wikipedia:JA:システイン|システイン]]残基が存在し、結合したパルミチン酸は[[wikipedia:JA:脂質二重膜|脂質二重膜]]に挿入されると考えられている。そのため、ヘリックス7とシステイン残基との間が細胞質側のもう一つのループとなり、この領域はさらにヘリックス構造を形成している。このヘリックスはヘリックス8と呼ばれている。膜表面に存在するH8は[[wikipedia:JA:両親媒性|両親媒性]]のヘリックスで膜側に疎水性の残基を含んでいる(図2参照)。  
 ロドプシンにはヘリックス7とC末端の間に[[wikipedia:JA:翻訳後修飾|翻訳後修飾]]([[パルミトイル化]])を受ける[[wikipedia:JA:システイン|システイン]]残基が存在し、結合したパルミチン酸は[[wikipedia:JA:脂質二重膜|脂質二重膜]]に挿入されると考えられている。そのため、ヘリックス7とシステイン残基との間が細胞質側のもう一つのループとなり、この領域はさらにヘリックス構造を形成している。このヘリックスはヘリックス8と呼ばれている。膜表面に存在するH8は[[wikipedia:JA:両親媒性|両親媒性]]のヘリックスで膜側に疎水性の残基を含んでいる(図2参照)。


== 翻訳後修飾 ==
== 翻訳後修飾 ==

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