「反応時間」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
150行目: 150行目:
[[ファイル:RTdistributions.png|thumb|反応時間の分布と変数変換]]
[[ファイル:RTdistributions.png|thumb|反応時間の分布と変数変換]]


反応時間の分布は、種々の時間長データと同様、正の歪度を示す非対称形になる(図####)。
反応時間の分布は、種々の時間長データと同様、正の歪度を示す非対称形になる(図)。
反応の速さには限界がある一方、非常に遅い反応も一定数生じるためである。
反応の速さには限界がある一方、非常に遅い反応も一定数生じるためである。
歪度の大きさは実験内容に大きく依存し、指数分布様の極めて非対称な場合から正規分布様のほぼ対称な場合まで様々である。
歪度の大きさは実験内容に大きく依存し、指数分布様の極めて非対称な場合から正規分布様のほぼ対称な場合まで様々である。
617行目: 617行目:
<ref name=Ratcliff1993 />
<ref name=Ratcliff1993 />
変数変換には、対数変換や逆数変換が用いられる(反応時間の逆数は反応速度の指標とみなすことができる)。
変数変換には、対数変換や逆数変換が用いられる(図)。
反応時間の逆数は反応速度の指標とみなすことができる。


外れ値は一定の基準に基づいて除外する。
外れ値は一定の基準に基づいて除外する。