「トーク:セリンラセミ化酵素」の版間の差分

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下記の原稿を修正し、ホームページにUPしましたのでお知らせいたします。
下記の原稿を修正し、ホームページにUPしましたのでお知らせいたします。


著者:井上蘭 (eiran@med.u-toyama.ac.jp)、森寿(hmori@med.u-toyama.ac.jp)
著者:井上蘭、森寿
用語:「セリンラセミ化酵素」
用語:「セリンラセミ化酵素」
担当編集委員 林康紀
担当編集委員 林康紀

2012年4月10日 (火) 23:06時点における版

編集 林 査読結果

 この度はお忙しいのに関わらず、御執筆ご快諾頂き有り難うございました。御玉稿拝見致しました。編集部と私の方で、フォーマッティンを付け加えさせて頂き、また、Wikipediaからprotein box(右)をコピーしてきました。EC numberのリンクがエラーを起こしてしまい、こちらはprotein boxの作者に現在対応を依頼しております。

 いくつかお願いがございます。

  • 普通「概要」を一番始めに書いて頂きます。御書き頂いた文章は活性について詳しく御書き頂いた一方、本文にそれに相当する所がなかったので、本文の一番始めに持ってきました。繰り返して頂いても構いませんので、あらためて概要を御願い出来ればと覆います。また特に脳科学辞典ですので、NMDA受容体のコアゴニストとしてのD-セリンについても簡単に触れて下さい。
  • ラセミ化反応とデヒドラターゼ反応は産物が全く異なりますが、どちらの反応が主なのでしょうか。また、どのような関係にあるのでしょうか。
  • 化学反応式を御願い出来ればと思います。もし化学構造式を書けるソフトとをお持ちでなければ編集部でなんとか致しますのでご相談下さい。
  • 「機能」の項目でもD-セリンのNMDA受容体のコアゴニストとしての機能についてもう少し触れて頂ければと思います。例えば、
    • 実際のNMDA受容体電流がどうなるか。
    • シナプス可塑性がどうなるか。
    • D-セリンが本当にグリシンサイトのコアゴニストであるのか、また、グリシンと比較して、どちらがどれくらい貢献しているのか。

 以上のような事が判っていたら触れて頂ければと思います。

  • 発現パタンについて、Allen Brain Atlasへのリンクを作成致しました。また、細胞種での発現について文献が不足しているように感じましたので、文献13を2箇所引用致しました。これで良いか御確認頂いた上、もし他に適当な文献がございましたら、入れて頂ければと思います。
  • その他、主として形式上の変更を致しました。
    • 内部リンク、外部リンクを作成致しました。
    • 統一の為、一部アルファベットで記述されていた物をカタカナに直しました。
    • D-セリンをD-セリンと致しました。
    • その他、内容を変えない範囲で細部の修正をさせて頂いたところがあります。

 現状で、すでに非常に辞典として価値が高い物と思われますので、仮公開させて頂いております。

--Yasunori Hayashi 2012年4月1日 (日) 17:24 (JST)

修正原稿

林 康紀 先生:


いつもお世話になっております。

下記の原稿を修正し、ホームページにUPしましたのでお知らせいたします。

著者:井上蘭、森寿 用語:「セリンラセミ化酵素」 担当編集委員 林康紀

なお、化学反応式に関しては化学構造式を書けるソフトを持っていないため、編集部にお願いできれば幸いです。 下記の論文、p1755,Scheme 1を御参考になさってください。

Foltyn, V.N., Bendikov, I., De Miranda, J., Panizzutti, R., Dumin E, Shleper, M., Li, P., Toney, M.D., Kartvelishvily, E., Wolosker, H., 2005. Serine Racemase Modulates Intracellular D-Serine Levels through an α,β-Elimination Activity. J. Biol. Chem. 280: 1754-63

お手数をお掛けしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。


井上 蘭

富山大学大学院・医学薬学研究部

分子神経科学