気づき

提供:脳科学辞典
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英:awareness

類語・同義語:意識、consciousness

(要旨)

気づきとは

認知神経科学の文脈での「気づき」は英語のawarenssの訳として用いられ、外界の感覚刺激の存在や変化を気づいている状態、意識している状態のことを指す。心の哲学の研究者であるデイヴィッド・J・チャーマーズ[1]によれば、

気づきと意識

「気づき」awarenessという語は「意識」consciousnessという語としばしば同義に用いられることがあるが、


状態としてのawarenessと なにかをawareするという意味でのawareとを区別するべき。

気づきの脳内メカニズム

JCの論文リストを使う Lammeの仕事

気づきのneurology

「暗黙の気づき」(Covert awareness)

植物状態 (vegetative state)での「気づき」を見いだしたもの [2]

関連項目

参考文献

  1. D.J. Chalmers
    The Conscious Mind: In Search of a Fundamental Theory
    Oxford University Press.: 1996 (2001, 林 一訳 『意識する心』 白揚社)
  2. Owen, A.M., Coleman, M.R., Boly, M., Davis, M.H., Laureys, S., & Pickard, J.D. (2006).
    Detecting awareness in the vegetative state. Science (New York, N.Y.), 313(5792), 1402. [PubMed:16959998] [WorldCat] [DOI]

(執筆者:吉田 正俊、担当編集委員:伊佐 正)