トーク:遅いシナプス後電位

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  • 本文で一貫して「遅いシナプス電位」という用語が使われているので、項目名もそれに併せました。

--Yasunori Hayashi 2012年9月15日 (土) 17:38 (JST)

編集 柚崎 作業記録

過不足無く、とてもよくまとまっていると感服しました。ほとんど付け加えることはありませんが、ごくマイナーな点のみコメントさせていただきます。

0.シナプス電位でも良いかもしれません。でも個人的には「シナプス後電位」をメインの見出しにすべきように思います。(日本医学会医学用語辞典では両方可です。またLSDではシナプス電位が上位概念で、シナプス後電位がその下の概念となっており、その下に興奮性シナプス後電位、抑制性シナプス後電位、とありますので、どちらでもOKです。)

1.「イオンチャンネルの種類」の項

初学者にとって遅いシナプス電位の方向がどのようにして決まるかがわかりにくいのではと思いました。どこかに、透過性イオンとその平衡電位によって決まる旨がが記載されていると、何故TRPが開くと脱分極するのか、などがわかり易いのではないかと思いました。

ところで、原理的にはClイオンへの透過性が変わるような遅いシナプス電位があってもよさそうに思うのですが、何故、無いのでしょう?


2.「生理的意義」の項

遅いシナプス電位の意義として、シナプス応答の統合において時間的・空間的に「加算性」が上昇することへの言及があってもよいと思います。また、「シナプス後電位への影響がなくても重要な生理的意義をもつ」例として、シナプス前部に対しては、KやCaチャネルに働いてシナプス小胞放出確率を変化させることについての言及があっても良いかも知れません。

柚崎

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