トーク:膜貫通AMPA受容体調節性タンパク質

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富田先生のスターゲージンを査読するのは恐れ多いですし、そもそも過不足無く書かれていると思います。あえてminor pointsを以下のように指摘させていただきますので宜しくご検討ください。

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1.「イントロダクション」 スターゲイザーマウス小脳苔状線維-小脳顆粒細胞シナプスにおけるAMPA型グルタミン酸受容体活性が特異的に消失 →スターゲイザーマウスの苔状線維-小脳顆粒細胞シナプスにおけるシナプス後部のAMPA型グルタミン酸受容体活性が特異的に消失 (苔状線維は小脳の外から来ますので、「小脳」は要らない?またAMPA受容体を「シナプス後部の」 AMPA受容体と明記する方が良い?

2.「構造」 AMPAグルタミン酸受容体活性の調節に必須である。 → 切りはないですが、文献としてIngo GregerのラボからのCell Report 2014はあっても良いかもしれません。: PMID:25373908 →TARP type IaとIbについて若干の説明がいるかと思います。

3.「細胞表面の発現」ここで引用されている論文はAP4による極性輸送のものです。エンドサイトーシスの制御はAP2とAP3への結合によります。 また、膜貫通AMPA受容体調節性タンパク質細胞質ドメインのリン酸化にともなって、AP4を介してエンドサイトーシスが調節される[23]。 →また、膜貫通AMPA受容体調節性タンパク質細胞質ドメインにクラスリンアダプタープロテイン4(AP-4)が結合することによって、AMPA受容体は樹状突起へ極性輸送される[23]。さらに膜貫通AMPA受容体調節性タンパク質細胞質ドメインのリン酸化にともなって、クラスリンアダプタープロテイン2(AP2)とAP3への結合を介してAMPA受容体複合体のエンドサイトーシスが調節される[PMID: 24217640]。

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