「トーク:半規管と耳石器」の版間の差分

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--[[利用者:WikiSysop|Yasunori Hayashi]] 2012年6月1日 (金) 23:56 (JST)
--[[利用者:WikiSysop|Yasunori Hayashi]] 2012年6月1日 (金) 23:56 (JST)
==編集担当者 藤田一郎からのコメント(8/14/2012)==
8月14日に杉内さんにお送りしたコメントを記録のため、以下に転記しておきます。
 拝読して以下の点に質問があります。お答えをお原稿に反映して
いただけると大変ありがたく存じます。
1.「前庭を迷路とも言う」と第一文に書かれているのですが、
迷路は、たとえば蝸牛においても、膜迷路や骨迷路という語として
使用します。この点、初学者や分野外の方は混乱すると思うのです
が、どのように使われているのでしょうか。今日でも、前庭を迷路
と呼ぶことはあるのでしょうか。(実は、この問題は、現在改訂中
の岩波書店生物学辞典でも起きました)。
2.半規管の第一文「膜でできた管状の構造物」とありますが、
ここで言う「膜」とは何かをもう少し具体的に書いていただけ
ますでしょうか。
3.2と同じ段落の最終文「それぞれの回転として」という
「それぞれの」は何を指すのでしょうか。この文、すこし改善を
お願いできますでしょうか。
4.耳石器の解説のところ、下から数行目に「これにより、有毛細胞
があらゆる方向の加速度を検出できる」とありますが、その理由が
よく理解できません。理由について、一文、書き足していただけ
ないでしょうか。
==編集担当者 藤田一郎からのコメント(8/30/2012)==
 適切なご対応ありがとうございました。冒頭の一文を定義文に
したいと思い、若干の変更を施しましたのでご覧になってください。
 あと1点、ご考慮いただきたい点があります。平衡器官の2-4
段落に出てくる感覚毛と、不動毛、動毛との関係がよくわかりませ
ん。感覚毛に不動毛と動毛の2種類があるということでしょうか、
それとも、感覚細胞にはえている2種類の毛のうち、不動毛だけを
感覚毛と呼ぶのでしょうか。たとえば、第三段落、「有毛細胞に
興奮を起こさせるのは、感覚毛の動毛側への屈曲」とありますが、
この文の感覚毛というのは不動毛のことでしょうか。このあたり、
語句の整理をお願いできますでしょうか。