「トーク:有髄線維」の版間の差分

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3.最初の段落で、「・・・軸索膜を絶縁して膜からの電流のもれをほぼ完全に防ぎ、神経細胞からの電気信号を跳躍伝導させることができる。」とありますが、跳躍伝導が可能となるのは絶縁性もありますが、ランビエ絞輪へのNaチャネルの高密度集積も大きな要因ですので、この文章だとちょっと誤解を招くように思います。
3.最初の段落で、「・・・軸索膜を絶縁して膜からの電流のもれをほぼ完全に防ぎ、神経細胞からの電気信号を跳躍伝導させることができる。」とありますが、跳躍伝導が可能となるのは絶縁性もありますが、ランビエ絞輪へのNaチャネルの高密度集積も大きな要因ですので、この文章だとちょっと誤解を招くように思います。


4.「神経の分類と髄鞘の有無」の項で「中枢神経系ではほとんどが有髄神経で軸索は長く太いものが多い。」は本当でしょうか?出典があれば教えて下さい。投射神経はそうかも知れませんが、軸索が短い介在神経には髄鞘がないものが多いと思います。また、脳の中で最大の数を占める小脳顆粒細胞の軸索(平行線維)も多くは無髄です(マウスでは特に)。
4.「神経の分類と髄鞘の有無」の項で「中枢神経系ではほとんどが有髄神経で軸索は長く太いものが多い。」は本当でしょうか?出典があれば教えて下さい。投射神経はそうかも知れませんが、軸索が短い介在神経には髄鞘がないものが多いと思います。また、脳の中で最大の数を占める小脳顆粒細胞の軸索(平行線維)も多くは無髄です(マウスでは特に)。またここの表の出典は何でしょうか?通常は値にもっと幅が存在します。例えばAαの太さは12-20μmです。速さも70-120m/sです。Cは交感神経ではなく節後線維ですね。温痛覚もCは遅い温痛覚ですし、Aδは早い温痛覚です。全体にもう少し正確な表を用いるべきだと思います。
 
柚崎
 
 
 


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