「認知症」の版間の差分

編集の要約なし
編集の要約なし
編集の要約なし
24行目: 24行目:
2) 記憶以外の認知機能の低下<br>
2) 記憶以外の認知機能の低下<br>
  計画・整理といった判断や思考に関する能力、および情報処理全般の悪化があり、従来の能力水準からの悪化を可能であれば客観的に確認する。<br>  
  計画・整理といった判断や思考に関する能力、および情報処理全般の悪化があり、従来の能力水準からの悪化を可能であれば客観的に確認する。<br>  
|-
|-
| B. 脳血管障害
| G2.周囲の環境に対する認識がG1の症状を明確に証明するのに十分な期間、保たれている(すなわち意識混濁は存在しない)。せん妄のエピソードが重なっている場合は認知症の診断は保留する。
a) 神経学的診察で,脳卒中の際にみられる局所神経症候([[片麻痺]]・下部[[顔面神経麻痺]]・[[Babinski徴候]]・[[感覚障害]]・[[半盲]]・[[構音障害]])がみられる。<br> b) 脳画像(CT・MRI)で明らかな多発性の大梗塞,重要な領域の単発梗塞,多発性の基底核ないし白質の小梗塞あるいは広範な脳室周囲白質の病変を認める。
 
|-
|-
| C. AとBの間隔が3カ月以内<br>  
| G3.情動コントロールや意欲の低下、社会行動の変化など以下の1項目以上を認める。<br>
1)明らかな脳血管障害後3か月以内に認知症が起こる。<br> 2)認知機能が急激に低下するか,認知機能障害が動揺性ないし段階的に進行する。<br>  
1) 情動不安定<br>
2) 易怒性<br>
3) 無気力<br>
4) 社会行動の粗雑化<br>


|-
|-
44

回編集