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細 (ページの作成:「英語名:cortical local microcircuit 大脳皮質には、神経細胞が80個程度で構成される最小単位の局所神経回路があり、その単位神...」) |
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[[Image:皮質局所神経回路 図1.png|thumb|200px|'''図1.Minicolumn構造の概略''']] | |||
[[Image:皮質局所神経回路 図2.png|thumb|200px|'''図2.大脳皮質視覚野V1の信号の流れ''']] | |||
[[Image:皮質局所神経回路 図3.png|thumb|200px|'''図3.大脳皮質局所神経回路概略図''']] | |||
[[Image:皮質局所神経回路 図4.png|thumb|200px|'''図4.5層の錐体細胞の2つのサブタイプ''']] | |||
[[Image:皮質局所神経回路 図5.png|thumb|200px|'''図5.視床皮質神経線維の分布''']] | |||
英語名:cortical local microcircuit | 英語名:cortical local microcircuit | ||
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== 歴史 == | == 歴史 == | ||
大脳皮質の神経細胞の概要が、解剖学的に示されたのは百年余前の事である。Santiago Ramóny Cajalによって、ゴルジ染色法により神経細胞が染色され、光学顕微鏡による観察とスケッチで、長く脳表面に伸展する特徴的な尖端樹状突起(apical dendrite)を持つ錐体細胞(pyramidal cell)や、比較的小さい非錐体細胞(nonpyramidal cell)等が詳細に描画され、報告された。それらは、現在の大脳皮質局所神経回路研究の礎となっている。 | 大脳皮質の神経細胞の概要が、解剖学的に示されたのは百年余前の事である。Santiago Ramóny Cajalによって、ゴルジ染色法により神経細胞が染色され、光学顕微鏡による観察とスケッチで、長く脳表面に伸展する特徴的な尖端樹状突起(apical dendrite)を持つ錐体細胞(pyramidal cell)や、比較的小さい非錐体細胞(nonpyramidal cell)等が詳細に描画され、報告された。それらは、現在の大脳皮質局所神経回路研究の礎となっている。 |