「外傷後ストレス障害」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし
編集の要約なし
99行目: 99行目:
2.The PTSD checkkist (PCL) :PTSDチェックリスト  
2.The PTSD checkkist (PCL) :PTSDチェックリスト  


PCLはDSM-Ⅳの17症状により構成された自記式質問紙である。従軍経験でのトラウマ体験へはPTSDchecklist - military version (PCL-M)、特定されていない市民生活でのトラウマ体験へはPTSD checklist - civirian version (PCL-C)、既に確定している特定のトラウマ体験へは PTSDchecklist - specific version (PCL-S)を用いる。最近1か月の17症状についてその強度を1-5点で評価し49/50点をカットオフ値とする。  
PCLはDSM-Ⅳの17症状により構成された自記式質問紙である<ref>'''Weathers, F. W.、 Litz, B. T.、 Herman, D. S. et al'''<br>The PTSD Checklist (PCL): Reliability, validity, and diagnostic utility<br>''Paper presented at the 9th Annual Conference of the ISTSS, San Antonio, TX.'':1993</ref>。従軍経験でのトラウマ体験へはPTSDchecklist - military version (PCL-M)、特定されていない市民生活でのトラウマ体験へはPTSD checklist - civirian version (PCL-C)、既に確定している特定のトラウマ体験へは&nbsp;PTSDchecklist - specific version&nbsp;(PCL-S)を用いる。最近1か月の17症状についてその強度を1-5点で評価し49/50点をカットオフ値とする。  


3.Posttraumatic Symptom Scale (PTS-10)&nbsp;:外傷後症状尺度  
3.Posttraumatic Symptom Scale (PTS-10)&nbsp;:外傷後症状尺度  
117行目: 117行目:
2.Structured Clinical Interview for DSM-Ⅳ(SCID)&nbsp;: DSM-Ⅳのための構造化臨床面接  
2.Structured Clinical Interview for DSM-Ⅳ(SCID)&nbsp;: DSM-Ⅳのための構造化臨床面接  


2010年に高橋らによって日本語版が出版されている<ref>'''(翻訳)高橋三郎、北村俊則、岡野禎治'''<br>精神科診断面接マニュアル SCID:使用の手引き・テスト用紙 第2版<br>''日本評論社'':2010</ref>。SCIDはDSM-Ⅳの17症状の有無のみを問う形式であり、<u>評価者間のぶれが生じる可能性がある</u>。
2010年に高橋らによって日本語版が出版されている<ref>'''(翻訳)高橋三郎、北村俊則、岡野禎治'''<br>精神科診断面接マニュアル SCID:使用の手引き・テスト用紙 第2版<br>''日本評論社'':2010</ref>。SCIDはDSM-Ⅳの17症状の有無のみを問う形式であり、評価者によって症状の有無が異なってしまう恐れがある。
 
(飛鳥井先生へ:筆者の許可が必要か?監修は高橋先生。筆頭翻訳者は北村先生)


3.MINI International Neuropsychiatric Interview (M.I.N.I)&nbsp;:精神疾患簡易構造化面接法  
3.MINI International Neuropsychiatric Interview (M.I.N.I)&nbsp;:精神疾患簡易構造化面接法  


sheehanらによって開発された短時間で施行可能なスクリーニングより包括的な構造化面接である。大坪らが日本語版を作成している<ref>'''(翻訳)大坪天平、宮岡等、上島国利'''<br>M.I.N.I._精神疾患簡易構造化面接法<br>''星和書店'':2000</ref>。症状項目の有無のみを問う形式であり、<u>評価者間でのぶれが生じる可能性がある。 </u>
sheehanらによって開発された短時間で施行可能なスクリーニングより包括的な構造化面接である。大坪らが日本語版を作成している<ref>'''(翻訳)大坪天平、宮岡等、上島国利'''<br>M.I.N.I._精神疾患簡易構造化面接法<br>''星和書店'':2000</ref>。症状項目の有無のみを問う形式であり、評価者によって症状の有無が異なってしまう恐れがある。&nbsp;
 
(飛鳥井先生へ:筆者の許可が必要か?)
 
 
引用許可確認、評価者間のぶれ?


== 治療  ==
== 治療  ==
145

回編集

案内メニュー