16,039
回編集
細 (→チロシンリン酸化酵素) |
細編集の要約なし |
||
1行目: | 1行目: | ||
英:tyrosine phosphorylation 英略語:PY、P-Tyr 独:Tyrosin Phosphorylierung | 英:tyrosine phosphorylation 英略語:PY、P-Tyr 独:Tyrosin Phosphorylierung | ||
[[wikipedia:ja:真核生物]]に存在するタンパク質の細胞内領域[[チロシン]]残基に起こる可逆的[[リン酸基]]付加反応。チロシンリン酸化の状態は、チロシンリン酸化酵素(チロシンキナーゼ、protein tyrosine kinase、PTK)およびチロシン脱リン酸化酵素(チロシンフォスファターゼ、protein tyrosine phosphatase、PTP)の活性のバランスにより制御される。高等生物の神経系において、チロシンリン酸化は、様々な[[神経発生]]や[[神経可塑性]]の過程で、タンパク質の活性や局在、タンパク質間の結合、[[イオンチャンネル]]の性質、[[細胞内情報伝達]]系等を制御することが知られている。 | [[wikipedia:ja:真核生物|真核生物]]に存在するタンパク質の細胞内領域[[wikipedia:ja:チロシン|チロシン]]残基に起こる可逆的[[wikipedia:ja:リン酸基|リン酸基]]付加反応。チロシンリン酸化の状態は、チロシンリン酸化酵素(チロシンキナーゼ、protein tyrosine kinase、PTK)およびチロシン脱リン酸化酵素(チロシンフォスファターゼ、protein tyrosine phosphatase、PTP)の活性のバランスにより制御される。高等生物の神経系において、チロシンリン酸化は、様々な[[神経発生]]や[[神経可塑性]]の過程で、タンパク質の活性や局在、タンパク質間の結合、[[イオンチャンネル]]の性質、[[細胞内情報伝達]]系等を制御することが知られている。 | ||
== 反応 == | == 反応 == |