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Yoshiyamatsuzaka (トーク | 投稿記録) 細編集の要約なし |
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=== 感覚応答 === | === 感覚応答 === | ||
前補足運動野のニューロンは[[視覚]]刺激に対して反応する一方、体性感覚刺激には殆ど反応しない。対照的に補足運動野においては[[体性感覚]]刺激に対する応答が顕著であり、しかもその[[受容野]]は前方から後方にかけて顔、上肢、体幹、下肢の順に配置されている(体部位再現)。反面視覚刺激に対する応答性は乏しい。 | 前補足運動野のニューロンは[[視覚]]刺激に対して反応する一方、体性感覚刺激には殆ど反応しない。対照的に補足運動野においては[[体性感覚]]刺激に対する応答が顕著であり、しかもその[[受容野]]は前方から後方にかけて顔、上肢、体幹、下肢の順に配置されている([[体部位再現]])。反面視覚刺激に対する応答性は乏しい。 | ||
=== 皮質-皮質間投射及び皮質下との線維連絡 === | === 皮質-皮質間投射及び皮質下との線維連絡 === | ||
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=== 動作の時間的順序のコントロール === | === 動作の時間的順序のコントロール === | ||
複数の動作を適切な順序で実行すること(例.カップ麺の蓋を開けて"から" | 複数の動作を適切な順序で実行すること(例.カップ麺の蓋を開けて"から"湯を注ぐなど)は日常生活の中で重要な役割を占めるが、前補足運動野は補足運動野と共に順序動作の実行にも関与していることがニューロン記録や障害実験の結果から明らかになっている<ref><pubmed>11520914</pubmed></ref>。但し順序動作の遂行に関わる両領野のニューロン活動には質的な違いが見られる。前補足運動野のニューロンは、現在実行している要素動作が一連の動作の中の何番目かという順序自体に関する情報をコードする傾向がある。その一方で、動作の種類には殆ど選択性がない(例.動作を実行する順序がA→B→CでもC→A→Bでも二番目の動作実行時に活動する)。それに対して補足運動野のニューロンは連続する二つの要素動作の組み合わせ(例.A→B)に選択的な活動を示す。又、その活動性はその前後の動作に影響されない(例.動作を実行する順序がA→B→CでもC→A→BでもA→Bの間に活動する)。 | ||
=== その他 === | === その他 === | ||
動作のタイミングコントロール<ref><pubmed>19252498</pubmed></ref><ref><pubmed>21734877</pubmed></ref> | 動作のタイミングコントロール<ref><pubmed>19252498</pubmed></ref><ref><pubmed>21734877</pubmed></ref>や自他の行為及びその結果の区別<ref><pubmed>21256015</pubmed></ref>などが新たに前補足運動野の役割として注目されている。 | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == |
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