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*[[wikipedia:ja:オルニチン|オルニチン]]から[[wikipedia:Ornithine aminotransferase|オルニチンアミノ基転移酵素]] (EC 2.6.1.13)により[[wikipedia:1-Pyrroline-5-carboxylic acid|Δ<sup>1</sup>-ピロリン-5-カルボン酸]] (P5C)に変換され、さらに[[wikipedia:ja:1-ピロリン-5-カルボン酸デヒドロゲナーゼ|P5Cデヒドロゲナーゼ]] (EC 1.5.1.12)により[[グルタミン酸-5-セミアルデヒド]]を介してグルタミン酸となる。また、[[wikipedia:ja:プロリン|プロリン]]も[[wikipedia:ja:プロリン酸化酵素|プロリン酸化酵素]](EC 1.5.1.2)の作用でP5Cが産生される。 | *[[wikipedia:ja:オルニチン|オルニチン]]から[[wikipedia:Ornithine aminotransferase|オルニチンアミノ基転移酵素]] (EC 2.6.1.13)により[[wikipedia:1-Pyrroline-5-carboxylic acid|Δ<sup>1</sup>-ピロリン-5-カルボン酸]] (P5C)に変換され、さらに[[wikipedia:ja:1-ピロリン-5-カルボン酸デヒドロゲナーゼ|P5Cデヒドロゲナーゼ]] (EC 1.5.1.12)により[[グルタミン酸-5-セミアルデヒド]]を介してグルタミン酸となる。また、[[wikipedia:ja:プロリン|プロリン]]も[[wikipedia:ja:プロリン酸化酵素|プロリン酸化酵素]](EC 1.5.1.2)の作用でP5Cが産生される。 | ||
: Ornithine or proline → Δ<sup>1</sup>-pyrroline-5-carboxylic acid → <small>L</small>glutamate-5-semialdehyde → <small>L</small>-glutamate | : Ornithine or proline → Δ<sup>1</sup>-pyrroline-5-carboxylic acid → <small>L</small>-glutamate-5-semialdehyde → <small>L</small>-glutamate | ||
このように複数の経路があるが、どの経路がどの程度寄与しているかは詳細には判っていない。グルタミンから合成される経路は、一旦神経伝達物質として使われたグルタミン酸のリサイクリングに重要であると考えられている。 | このように複数の経路があるが、どの経路がどの程度寄与しているかは詳細には判っていない。グルタミンから合成される経路は、一旦神経伝達物質として使われたグルタミン酸のリサイクリングに重要であると考えられている。 |