「皮質板」の版間の差分

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169 バイト追加 、 2013年4月16日 (火)
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 第V層の神経細胞の分化と軸索投射のマスター遺伝子の一つと考えられている[[Fezf2]]のノックアウトマウスでは、脳室帯由来の神経細胞の層構造は正常である<ref><pubmed>16284245</pubmed></ref><ref><pubmed>16157277</pubmed></ref>が、[[ソマトスタチン]]陽性および[[パルブアルブミン]]陽性の介在神経細胞が第V層で特異的に減少していた<ref><pubmed>21338885</pubmed></ref>。このことから、すでに形成された興奮性神経細胞の層構造に依存して介在神経細胞の層分布が決定される可能性が指摘されている。
 第V層の神経細胞の分化と軸索投射のマスター遺伝子の一つと考えられている[[Fezf2]]のノックアウトマウスでは、脳室帯由来の神経細胞の層構造は正常である<ref><pubmed>16284245</pubmed></ref><ref><pubmed>16157277</pubmed></ref>が、[[ソマトスタチン]]陽性および[[パルブアルブミン]]陽性の介在神経細胞が第V層で特異的に減少していた<ref><pubmed>21338885</pubmed></ref>。このことから、すでに形成された興奮性神経細胞の層構造に依存して介在神経細胞の層分布が決定される可能性が指摘されている。
==関連項目==
*[[サブプレート]]
*[[リーリン]]
*[[辺縁帯]]
*[[カハール・レチウス細胞]]
(他にございましたら御指摘ください)


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==

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